表千家一期一会

第1回京美アートフェア

今日と明日の二日間
京都美術倶楽部に於いて
「第1回京美アートフェア」が
開催されています

入場チケットをいただいたので
初日の本日
出かけて参りました

フェアの内容について
カタログ記載の挨拶文より
一部抜粋・ご紹介させていただきます

「当日は、地元京都のみならず
全国より有数の美術商が集結し
古美術、古書画、鑑賞陶磁器、
近現代の絵画・工芸など
多岐に渡るジャンルの優品、名品を
多数取り揃え
各店舗が工夫を凝らした設えで
もって皆様をお迎えします。」

前もっていただいたカタログを拝見し
長次郎やノンカウのお茶碗と
漢作唐物茶入に
どれくらいの値段がついているのか
興味津々で出かけたのですが
いずれも既に売れてしまっていたようです

こんなお道具を買われる
令和の数寄者は
いったいどんな方なのでしょう

ところで
今日は一人で出かけたのですが
会場でばったり
茶道雑誌「河原書店」のJ氏に
お目にかかりました

茶道雑誌と言えば
ちょうど昨日
11月号が届いたばかりですが
とても残念なお知らせが載っていました

これまで
長年にわたり
表千家茶道を地道に支えてこられ
私たち表千家を学ぶ者にとって
安心して読める道標でもあった
茶道雑誌が休刊になるなんて
正に青天の霹靂です

本日の京美アートフェアには
次々に多くの方が入場されていて
活気を感じることができましたが
茶道雑誌休刊の知らせには
少なからずショックを受けました

これは
表千家茶道にとって
どういう意味があるのでしょうか

私にはよくわかりません

ただ表千家茶道が
これからも長く愛され
続いていくことを
茶道家の一人として
祈るばかりです

コメント一覧

omotesenkeichigoichie
雲や先生の一途な青年時代を彷彿とさせるエピソードを教えて下さりありがとうございます。
私も社会人なりたての頃、仕事帰りに立寄った大型書店で即中斎記三冊を見つけて、こんな本があったんだ!と小躍りして買って帰った日のことを思い出しました。
雲や
『茶道雑誌』の休刊は、わたしも大変驚いております。この様子では、再発刊の可能性は低いと見積もっております。茶道を始めたごく初め先生のお稽古より先に、先生から『即中茶記一』が送られてきました。まず、これを読んできなさいという意味でした。河原書店の名を覚え、その住所に行って、残りの「即中茶記」や「十三か条」「和敬清寂」「吉田堯文さんの本」などなど購入しました。本から私はお茶に入っていったように思います。懐かしく思い出します。
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