「閑坐聴松風」
前大徳文雅師
中置
毎年中置の稽古をする時には
道安風炉に掻上げ灰をするのが
定番でした
しかし今年は十月に入っても
日中はまだ汗ばむ日が多く
道安風炉を出す気持ちに
なりませんでした
そんな折り
ある場所で琉球風炉を
中置にされているのを拝見しました
初めはおやっ!?と
思いましたが
暑さの残る十月に
名残の季節の気分が感じられて
案外良いかも。。。と
本日は朝鮮風炉を
畳の真ん中に置いてみました
もちろん
灰はまっすぐにおし直しました
道安風炉を置くよりは
随分すっきりとした感じです
今日の稽古場は
案の定まだまだ暑さが感じられましたが
かといって
エアコンをいれるのも
どうかと思い
窓を開け放して風の通るようにして
お稽古をいたしました
仙台の”みち乃く煎餅”は
先日のお茶事で使ったものです
また和三盆は
神戸の和菓子老舗
「虎屋吉末」の”菊合わせ”
こちらは
神戸からお越し下さった
御正客様より
当日お持たせでいただいたものです
口どけの柔らかい
優しいお味です