表千家一期一会

2月稽古場 3




「一花開天下春」
東大寺長老寛秀師


好文棚  組合点


今日も
薄茶点前をする方には
筒茶碗を使って
絞り茶巾のお稽古をしていただきました

水屋で茶巾をたたまずに
絞った形のままで茶碗に入れ
席中で絞り直してたたむ作法です


夏は
席中で茶巾を絞ることで
涼しさを感じさせ

極寒の頃には
茶巾を絞り直している時間に
茶碗をしっかりとあたためようという
心遣いです


確かに
こうして温まった筒茶碗でいただく
湯気のたった熱いお茶は
寒い時季には本当に美味しく感じます


このような
おもてなしの心を
大寄せの茶会であっても
茶事や少人数の茶会の時と同じように
大切にしたいと
私は思います

しかし
100人を超えるようなお茶会の水屋で
少人数の茶会と全く同じ動き方をしていては
時間ばかりかかって
結局はお客様を待たせることに
なってしまいます


ごく短時間で
しかも雑にならずに
大勢のお客様に熱くて美味しいお茶をお出しするには
どうしたら良いのか・・・


一人ではできないことですから
チームワークが求められます



4月の曙会に向けて
社中の方々と共に
考えていきたいと思います

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