
今日の午前中は
洗心会の稽古に
お二人お越しいただきました
先日の初釜のお話の流れで
「水屋見舞い」と
「水屋料」の違いについて
あらためて
お伝えさせていただきました
長くお茶をなさっていても
意外なことに
この二つを混同されている方が
時々いらっしゃいます
金封の表書きに限らず
茶席の中の会話においても
慣れてくると
通り一遍の言葉を
あまり意味も考えずに
型どおりに使ってしまうことは
よくあることかもしれません
もちろん
初心の頃は
「形から入る」ということも
必要なことでもありますが
本当に大切なことは
その意味をよく知って
心を込めて書いたり話したり
することではないのかなと
思っています
そのために
知らないよりは
知っていた方がよいと
思うことは
少し耳が痛いことでも
お伝えしようと思っています
それが
「一より習い十を知り
十よりかえるもとのその一」
の教えにも通ずるのではないかと
思います

曙椿
午後からは
好日会の稽古に
三名の方がお越しくださいました

今日の好日会は
稽古始めでしたので
私が点前をして
皆さんにはお茶を
召し上がっていただきました
今日よりご入会いただいた
お二人は
これまでに他の稽古場で
薄茶点前の手ほどきは
受けていらっしゃるとのこと
来月からは
さっそく点前座に座って
お点前をしていただこうと
思います
一年を通して
季節にそった薄茶点前を学び
そして
お茶のある暮しを
楽しんでいただければ幸いです