「鳥啼山更幽」
前大徳明道師
今日は
濃茶の稽古をしたい方は
濃茶点前をして
薄茶の稽古をしたい方には
薄茶点前をしていただいて
いずれも
道具の拝見をすることに
いたしました
濃茶をしたいという方から
「茶筌飾はできますか?」と
お尋ねがあったので
「はい できます」
とお答えしたのですが
はて飾り付けは
これでよかったのかな?と
少し心配になりました
割蓋平水指の時のように
開ける方の蓋の上に
茶杓と茶巾・茶筌を
飾り付けますと
何だか狭い感じがします
茶杓が由緒ある物だとしたら
こんな飾り方でよいのかしら・・・
試しに
茶杓を右の蓋の上に
置いてみたらどうかと
やってみていただきました
実際釣瓶水指が
一回り小さいサイズだったら
このようにしか
置けないかもしれません
結局今日は
はっきりわからないままで
ごめんなさい
その後
更にもう一人の方から
「仕組点はできませんか?」と
お尋ねがありました
確か以前師匠が
運びでも仕組点はできますと仰って
教えていただいたことがありました
そのことを思い出して
やってみることにしました
ただ
私の記憶の曖昧なところがあり
今日は疑問点をあぶり出すような
お稽古になってしまいました
帰宅して過去のノートを見ましたら
12年前にお稽古していたようですが
それが炉の時期であり
風炉の場合については
簡単なメモ書きしかありませんでした
今月の稽古は
今日で終わってしまったので
またあらためて
忘れないうちに機会をみつけて
教えていただこうかと思います
_(._.)_
主菓子 若葉風 鼓月製
「葉葉起清風」
前大徳大道師