今朝は
早朝より雨の音で目が覚めました
九州地方などに続き
どうやら関西でも
梅雨に入ったようです
例年よりも
三週間ほど早い梅雨入りなのだそうです
且座会は
お陰様で5回目となりました
開始1時間前には
いつも通りお手伝いの社中が到着し
水屋の準備を開始
そして小雨のぱらつく中
定刻には
6名の会員が待合にそろいました
本日は
皆様に初めて
「躙(にじ)る」ということを
お伝えさせていただきました
大寄せ茶会では
席入りの時間短縮のために
立ったまま歩いて席入りすることの方が
多いかもしれません
しかし
本来は茶席には躙って入るということを
知っていただくことは
やはり大切かと思い
お伝えさせていただきました
今日は
且座会の皆様にとっては
初めての「風炉」のしつらえでした
ほんのひとときの間
私のおしゃべりをとめて
皆さんに目を閉じていただきました
茶室に
ただ釜の鳴る音だけが響く
その静けさを
体感していただけたようです
やがて
釜音をかき消すように
今度は雨の音が
ざあーと聞こえてきました
茶室で聴く雨音・・・
それもまた
皆様の心に響いているようでした
銘 花あやめ 鼓月製
今日も
終わった後で色々なご質問や
感想を伺いました
正客が莨盆を動かすのはいつがよいですか
また退出の時には元の位置に戻しますか?
釜がこのように煮えがつくために
どのような準備をするのですか?
このような
なかなか踏み込んだご質問をいただき
皆様の意識の高さを感じました