振り返ればエベレストの高峰は見えず、Gholaの集落のみ
桜に似た樹木
LuklaとJiriの分岐点、Luklaは近い
振り返ってLuklaのエベレスト街道入口、戻ってきました
宿からLuklaの街と裏山
Luklaの空港
2017年11月11日(土)
退散だ。
やっとこれで呪縛から逃れられる。
昔取った杵束では無いがひょんなことから今回のトレッキングになった訳ではあるが、
今年の7月にカイラスに行く積りで準備をしていた。
メンバーも6人程集まり、日程や費用について現地の旅行社と最後の打ち合わせも済み、契約をするだけの状態になっていたが、6月の初旬のある日、主力メンバーのS氏からメールが来た。
都合が悪くなり、参加できません。
程なくして、S氏に誘われていた他の数人のメンバーも参加しませんと。
先乗りで成都に来て、色々交渉してたのに、、
結局、このパーテーのカイラス3週間の旅はあえなく空中分解してしまった。
そんな時に知人のT氏がエベレスト写真の旅に行くことを耳にし、連絡したら一人旅だし一緒に行きましょうと言う事で決まった。
当然、目的も方法もまるっきり違うので、行けるとこまでは一緒に行きましょうという事で、成都で落ち合い、エベレスト街道の入口Luklaまできたが、数日でお互い単独行動することにした。
T氏は同じ所に、一週間も二週間も滞在し、目的の写真を撮ろうとするのだから、到底付き合いきれない。
小生は物見遊山だから、ブラブラと歩き回りたい。
結局、何時ものような気儘な一人旅になった訳だ。
今日は途中からヨーロッパの五十代くらいの人と、追いつ、追われつの行程だった。
彼は後ろから来てさっさと追い越していくが、程なく行くと、どっかりと腰を下ろして休憩している。
小生はそれを横目に先に行く。
また暫くすると先ほどの人がまた追い越していく。
Luklaに着いたのは小生の方が大部早かった。
宿のチェックインを済ませ、街をブラブラ散歩しているときに彼は来た。
そこで初めて口をきいた。
今日は何処までですか、
明日の飛行機に乗るか、ジリまで歩こうか考えてるんです。
もう、くたびれて飛行機で帰りたい気もするし、やっぱりジリまで歩きたい気持ちもあるし、
今日のペースを見ていたら、どうもジリまでは無理なくらい疲労しているように見受けられたが、