早朝の月湖公園(寧波市海曙区)
還暦背包族(bei bao zu)放浪記 その92
2011年3月25日(金)
寧波は中国の田舎の小さな港街だとずっと思い込んでいた。
歴史はあるが、うらぶれた寂しさが漂うさびれた港街だと想像していた。
古くは遣隋使、遣唐使の時代の明州として記憶していた。
様々な古代の日本人が訪れたであろう寧波をそんな風に思っていた。
来て見てビックリした。
大都会で今猶、発展をし続けている活力に満ちた街だ。
寧波は江南の田舎の小さな港街だとずっと思っていた。
何故そのように思っていたかといえば、遣唐使や、空海、道元の話にも出てくるが、あまり重きを置いてない気がしていたからだ。
長安や南京、杭州等は都会としての認識があるのだろうが、それに比べて小さいと言う事だけなのだ。
でもとんでもない間違い、勘違いだった。
今の寧波市は市区部だけで優に二百万人は越える大都会だ。
中国では二百万人はやはり田舎の小都会だろうが、基準になるのが我故郷仙台市の百万人だからそれより大きい都市は大都会なのだ。
悲しい習性だ。