はがれ落ちた天井(哈尓濱市道里区Kazyシナゴーグ)
還暦背包族(bei bao zu)放浪記 その167
6月28日(木)
15時30分、大音響が響き渡った。
スワ、事件かと思わせる。
レセプション前の天井のモルタルが厚さ2cm位、2m四方位に渡って、剥がれ落ちた。
丁度、真下でPCをしていた青年を直撃した。
頭から血を流してぶっ倒れていた。
意識はしっかりしているので、命に別状はあるまい。
しょっちゅう事故が有るのか、中国人は余り騒がない。
生きてりゃ問題無いみたいに、悠然としている。
ぶっ倒れてる青年が、顔面蒼白で、何が起こったのか理解できないようだ。
連れの女性が一寸涙ぐんでいる。
救急車を呼ぶでもなく、30分位して落ち着いた青年を病院へでも連れて行くのか、宿のおばちゃんが手を取って外へ出て行った。
机の上のパソコンが瓦礫の下だ。
血痕もあちこちにある。
あそこのテーブルには何度か座った事がある。
頭上と後ろには目は無い。
油断も隙もありゃしない。
神様は何を訓えて呉れたのだろう。
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