夕方遅くまで畑仕事をやってしまったので、ブログの更新の時間が遅くなりました。
畑に一列作っている菊が倒れてきたので、それを上手く持ち上げ倒れないように処置
しました。つまり支えを付けたということです。
先ほど飛んでいたジェット戦闘機。三脚がないとダメですね。
あっても機影は撮れません。
その後は、畑を這い回るようにして、草むしりをしました。畑の端っこの草地に
近いところなので、思いっきり勢力を付けてのさばっている草ばかりです。
それを、何ごとも無かったかのように小さな鎌でブリブリと刈るようにむしり取り、
草地にポイポイと放りながらの作業でした。気持ちいいですね。
夕ぐれの時はよい時
http://www.midnightpress.co.jp/poem/2009/05/post_92.html
草むしりは、子供の頃から青年、成年にかけて大嫌いでしたが、「おじいちゃん」と
孫から呼ばれる年頃になる頃から、嫌いを脱して、むしろ好きな仕事にかわりました。
人の気持は変わるものですね。
その切っ掛けかな?と思えることはありました。
黙々と一人で畑にうずくまり、草をむしっているのは空しいことだと思いながら、
仕方が無いから毎日まいにちやっていました。
その頃、「待てよ。どうせならラジオでも聞きながらやってみようか」と思い
ついたのが始まりでした。
最初は音楽が聞きたいのですが、FM放送は地べたに置いただけでは感度がかなり
落ちます。地べたではFM放送は感度ががた落ちで、聞くに堪えない状態になり
ます。
次に考えたのは、部屋でFM放送を受信して、それをラジオまで無線で飛ばす。
これは、装置を揃えるのが面倒です。費用も多少はかかるし。テープに音楽を録音
してとか、CDを聞くとか・・・。
で、音楽を聞くのは止めにして、ラジオの国会の実況放送を聞いたり・・・。これは
バカバカしくて面白かったです。どうしてバカバカしいかと言うと、正に「あゝ
言えば、こう言う」と言うパターンの繰り返しだからです。
もう、これから先は行くところが無いヨー
そのうちに、そういう野良仕事に関係ない器物を持ち歩くのではなく、機械など
要らないと思い始めました。で、草をむしっていると、いろいろな思いが勝手に
脳裏を通過していきます。それが、思い直せば大変面白いことと気がつきました。
それから、いろいろな思いが脳裏を通過していく様を楽しむようになりました。
これが一番おもしろいですね。バカバカしい考えも、脳を通過していくことが
ありますけど、考えて見れば草むしりをしているからこそ、このバカバカしい
思いにぶち当たることが出来ると思い直しました。楽しいですね。
そして草むしりは白犬の尻尾となったわけです。