【戦前の見世物興行】
戦前に行われた見世物の一種。見世物小屋で両手両足がない女性障害者が行う裁縫、刺繍、書をしたためるなどの芸を見世物とした。
上記と違い、彼女らは芸人として奉公、または小屋と契約して芸を行っている。 その中では中村久子が有名。
【歴史上、実際にあっただるま女】
漢王朝を興した劉邦の正妻呂雉は、夫の死後、我が子である劉盈(恵帝)の地位を脅かしかねないと判断し、劉邦の側室であった戚氏の手足を切断。
更に薬物による会話能力破壊・聴覚破壊、しまいには眼球までくりぬき、生きたまま便所に配置し「人豚」と称して晒し者にした。
中国史上、唯一人の女帝である則天武后も、亡き高宗の寵愛を争った相手である王氏(前皇后)・蕭氏(前淑妃)両名の四肢を切断後、「蟒」・「梟」と無理やり改名させ、
生きたまま酒壷に配置した。
清王朝末期、皇帝の寵愛を受けていた麗姫は美貌を西太后に妬まれ、結局、だるま女にされている。