女として大阪で暮らす。(朝鮮婆ではないよ)

自然を愛する人です。
そして動物を愛する人です。
植物も大好きです。
ニコ生すき、日本の糞ばばですよ。

ホームレス体験記(大阪は優しい街)

2011-11-23 | 日記
私は、あるきっかけで、昔住んでいたマンションにさみしくて、つらくて、一人で、いれなくなり、帰りたくない日々がつづいた。
暗闇の中で、なにかにおしつぶされそうで、わびしい一人がつらかった。

町に出たら、誰かしら知らない人と話ができたし、仕事もする気もないので、貯金をつかいはたしたら、ホームレスになろうと思って、その前に練習して、なってみようと、それから、マンションに帰らない日々が3か月ほどつづいた。

家賃と光熱費だけはおさめていたので、空き家にはならなかったが、一人でその部屋には、いられないほど、こころがさびしかったときがあった。

しかたなく、外に、寝てみようと考えた、危なくないところそれは駅であった。
天王寺駅の前は、みんながとうるし、まったくダンボール生活には最適だった。
しかし、何かチケットの並ぶのと勘違いされたりした。

そのうちに、こじきといわれたり、まあさむいときだったので、そのまま死んでもいいとも思っていた。帰るところはちゃんとあったので、本当のホームレスとは言い難いが、経験したかった。もちろん、そこでのできごとは、あまりにも新鮮で、おもしろく、つらくはなかった。

お金がなくても、生きていく仕組みを、先輩たちにおしえてもらった。
どこの教会に、何曜日に行けば、ごはんにありつけるとか、そうたべるのにはこまらなかった。

女を捨てることができたし、がたいがでかいので、だれもよりつかないし、まあ安心して、そんな体験をした。雪の降る日は、つらいよりも、楽しかった。子供のキャンプのようで、子供じみた経験をしたと思う。

本気で心配してくれた人もいた。狭いマンションでも帰りなさいといわれたけど。
あきるまで、この経験をしなくては、お金がなくても、どうやっていきていくのか、私は、しりたかったし、つらくはなかった。

もちろん、女の武器はつかわない、体を張るようなことはなかった。気持ちは強くはなった。
生きていくためには、どんなことでもできるけど、唯一犯罪だけはしなかった。
でも、路上を占拠したのは、悪いことをしたと今では少しだけ反省している。

人生は何でも、経験だけど、これは役に立つことかというと、わからない。
苦労は、その時にはわからないけど、それなりに苦しんだ時期にうちにいることがつらいときがあった。

でも、さびしいので人が恋しい。そんなわけで、そとにいたのである。
年齢も、今よりは若かったので、健康面では心配はなかった。
しかし、生まれついての変わり者、こじきになるなどは、恥でもなかった。

よほど今の自分がはずかしい、それは、ホームレスの人々が自分の意志と力で、生き抜いているのに、じぶんには、もうできないし、たぶん風邪をこじらせて、死んでしまうぐらい体力もないし、不眠症でねむれないから。

本当に大阪は、やさしいまちでもある。
困った人には、パンぐらいはくれる。

だから、私はこの町に集まる廃人たちのきもちはよくわかる。
やさしいまちだから、私のような人間も生かされた。

ホームレスは、一部は本当に、自由がすきでしているひともいるし。
気楽さと、仲間が好きでしているひともいる。

案外不幸でもない、これが私が経験した、結論なのです。
百聞は一見にしかず。あなたも、いろんな経験をしてみると実際とは違うことを知るのです。


『トリコロール/青の愛』(1990)フランス映画おすすめ。

2011-11-23 | 日記
トリコロール三部作で(青の愛)、(赤の愛)、(白の愛)、があるのですが、どれも悲しい時に私を映画ずきにした、えいがです。とくに、青の時は、かなしい映画なのですが、とても心に残り、フランス映画がすきになりました。三部作とも、とてもいい映画なので、おすすめですね。


☆あらすじ
ジュリーは自動車事故で夫と娘を失う。夫は優れた音楽家で欧州統合祭のための協奏曲を作曲中だった。ジュリーは、田園地帯にある屋敷をすべて引き払い、それまでの人生を拾ててパリでの新しい生活を決意する。そして夫の未完の協奏曲のスコアも処分してしまう。ジュリーは、空っぽになった家に密かにジュリーに思いを奇せていた夫の協力者であったオリヴィエを呼び出し、一夜を共にするが、かれの目が覚める前に家をあとにする。手には彼女と過去を結ぶ唯一のあかし、“青の部屋”にあったモビールを握っていた。パリでの生活を始めるジュリーは静かな毎日を過ごしながらも脳裏にはあの旋律が甦ってきて、焦燥感と不安に駆られる…。(青の愛)

☆あらすじ
バランティーヌは、ドーバー海峡の向こうにいる恋人の電話を頼りにモデルの仕事をしながら毎日を送っている。通りを隔てたところには司法試験を目指しているオーギュストが住んでいた。或夜、仕事の帰りに飛び出してきた犬を車でひいてしまったことからひとりの初老の男、ジョゼフ・ケルヌに出会う。ジョゼフは、今や盗聴に人生の真実を見いだす退官判事だった。恋人同士、ヘロインの密売者、妻に秘密でホモセクシャルな関係を維持している男たちの会話を聞きながら、彼はバランティーヌの博愛主義を冷たく笑い、彼女の話から彼女の弟の父親が違うこと、彼が麻薬に溺れていることを言い当てる…。(赤の愛)


ちなみにトリコロール3色の意味って、青=自由、白=平等、赤=情熱だそうですね。

アンジェラ(フランス映画)

2011-11-23 | 日記

『ジャンヌ・ダルク』から6年。ついに沈黙を破ったリュック・ベッソン10作目の監督作は、たった48時間で繰り広げられるラブ・ストーリーだ。この世のものとは思えないほどの美女・アンジェラに扮するのは、GUCCI専属のスーパーモデル、リー・ラスムッセン。すでに『ファム・ファタール』で女優デビューしている彼女は、自らも映像クリエイターとして監督や脚本を手がける才媛でもある。対するアンドレを演じるジャメル・ドゥブーズは、フランスで人気沸騰中のコメディアン。この2人にくわえ、もう1人の主役というべき存在が、ベッソンが愛してやまないパリの街。朝5時から10時、そして夕刻の時間帯のみで撮影された全編モノクロの映像は、息をのむほど美しい。

解説 - アンジェラ
パリを舞台に、絶望した男と謎の美女のファンタジックな恋愛を全編モノクロで撮り上げたラヴ・ストーリー。出演は「ファム・ファタール」のリー・ラスムッセン、「ミッション・クレオパトラ」のジャメル・ドゥブーズ。監督は「ジャンヌ・ダルク」以来、六年ぶりの作品となるリュック・ベッソン。

☆美しい女性と正反対な男性の、恋の物語であるのですが、大人の考え方をちゃんと教えていく天使役の女性は美しくて、切なくて、とてもいいのです。すきですね。この映画はおすすめ。

塀の外のこりないわたし。

2011-11-23 | 日記
塀の中にはいまだにはいったことはないが、罪深い時分にいらだつ。
自害しても、償いきれない自分に腹が立つ。

もし、生きて償うことができるのなら、さらし者になることだろうか。
それとも、くるしみつづけて、孤独とたたかうことだろうか。

昔は、島流しという刑があった。
都会の中で、私は島流しのように、ひっそりと生きるだけ。

いきるだけ、いきをひそめて、生きるだけの時間をどう使うのか?
人に会うのが怖い。

私は、それだけ残酷な非常な人間だから、心までみすかれてしまうのがこわい。
塀の中ではないが、塀の外から、井の中の蛙のように、ひっそりと、いきよう。

犯罪は、こころをきずつけたり、人をだましたりすることは罪に問われないこともある。
しかし、こころを、きずつけたわたしは、罪深い人間だ。

ほんとうは、すぐに毒薬でもあれば、しぬべきだった。
なさけない、それさえ、できぬ自分が、なさけない。

市橋容疑者映画化。

2011-11-23 | 日記
市橋被告逃亡記を映画化 初監督&主演にディーン・フジオカ大抜てき
スポーツ報知 11月23日(水)8時2分配信

 2007年、千葉県市川市で英会話講師の英国人リンゼイ・アン・ホーカーさん(当時22歳)が殺害された事件が初めて映画化されることが22日、分かった。殺人罪などで無期懲役の判決を受けた市橋達也被告(32)が逃亡生活の様子、心境をつづった手記「逮捕されるまで 空白の2年7カ月の記録」をもとに、香港、台湾で活躍する日本人俳優ディーン・フジオカ(31)が初監督、主演に抜てきされた。タイトルは「I am Ichihashi~逮捕されるまで~」で、来年公開。

 映画「I am Ichihashi―」は、市橋被告の手記「逮捕されるまで―」(幻冬舎刊)が原作。前例のない逃亡犯の手記として、公判前の1月に出版され話題になった。

 米アカデミー賞外国語映画賞の「おくりびと」を手掛け、今作も製作するセディックインターナショナルの中沢敏明プロデューサーは「映画の題材として際立っている。本来、映画は影があった方がおもしろい。そんな時にこの題材を見つけた」と説明。07年3月に千葉県警の職務質問から逃れ、09年11月に逮捕されるまでの2年7か月間、23都府県を転々とした市橋被告。映画では、4度の自給自足生活を送った沖縄・オーハ島、作業員として寮に住み込みで働いた大阪での生活を軸に人間の業を描く。

 監督、主演のディーンは香港、台湾で活躍する日本人俳優。日本での実績はゼロ、今作が初メガホンという異例の抜てきとなる。中沢氏が注目したのは、ディーンが高校卒業後、米、香港、台湾を10年以上渡り歩いてきた異色の人生経験だった。「長い間、外から日本を見ていたからか、日本人であって俯瞰(ふかん)的に日本を見られるまれな存在。独特の感性、考え方に強烈なインパクトを感じた」と起用を即決した。

 ディーンは原作を繰り返し読み、担当弁護士を取材。実際に、市橋被告の足跡をたどる旅をして役へのイメージを膨らませた。「オーハ島は平常心を保てない、地の果てのような場所。(大阪)あいりん地区は日本の社会の縮図を見た気がした。体に染み込んだ感覚を作品に反映させたい。今は取りつかれたくらいに四六時中、市橋被告のことを考えている」

 日本中を騒がせた殺人犯役だが「迷いはなかった」と言い切る。「自分の生まれた国で初めての仕事。努力次第だが、先に広がっていくチャンス」ととらえ、強い覚悟で挑む。「覚悟がなければやる意味がないし、やり切ることはできない。遺族の方、事件で悲しい思いをした人たちに責任感を感じる。命の尊さを伝えたい」と力を込めた。

 クランクインは来年1月を予定。市橋被告との接見を望むディーンに、関係者は「被告次第だが、どこかでチャンスを作りたい」と話している。

 ◆リンゼイさん殺害事件 07年3月26日、千葉・市川市の市橋被告のマンションのベランダに置かれた浴槽から英会話講師リンゼイさんの遺体が見つかった。市橋被告は直前に、捜査員の職務質問を振り切り逃走。翌27日、県警に死体遺棄容疑で指名手配される。沖縄・オーハ島での自給自足の生活、顔の整形手術を受けるなどして2年7か月逃亡。09年11月10日、大阪市のフェリー乗り場で逮捕された。死体遺棄のほか、殺人と強姦致死の罪で起訴され、今年7月21日に無期懲役の判決。市橋被告は控訴している。

 ◆ディーン・フジオカ 1980年8月19日、福島県生まれ、千葉県育ち。31歳。高校卒業後、米シアトル留学。現地の大学を卒業後、香港でモデルとして活動。05年に映画「八月的故事」で俳優デビュー。06年から台湾を拠点にドラマ、映画に出演。12月2日に映画「The Road Less Traveled」、来年1月に「BLACK&WHITE」が台湾で封切られる。日本語、英語、中国語を話す。身長180センチ。体重60キロ。血液型A。