松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆区民会議をワークショップで(相模大野)

2014-12-24 | 1.研究活動

 今回の区民会議は、ワークショップ形式で行った。

 相模原市南区区民会議は、れっきとした条例設置の付属機関である。付属機関であるが、その運営は、一般的な付属機関とは大きく異なっている。私も横浜市にいた時には、いくつかの付属機関の運営をやっていたし、大学に移ってから、いくつかの付属機関のメンバーにもなっているので、よく分かる。

 ひとことで言うと、メンバーによる闊達な議論である。一般的な付属機関は、事務局からの説明、それに対する質問を中心に動くが、それでは、せっかく多士多才な人が集まっているのに、もったいない。

 そこで座長として心がけているのは、会議において、最低、一人一回は発言するというルールである。しかし、現実は、時間が押して、全員というわけに行かない場合があり、そこで、ときどきグループワークをやるのである。

 この日は、現在のメンバーになってはじめてのグループワークをやってみた。やはり、やってみて、よかったと思う。会議の成否は、会議が終わった時に分かるが、終了後も、あちこちに話の輪が開き、あたらためて、もっと早くやればよかったと思った次第である。

 この日のテーマは、地域で光る人、企業、場所などの抽出とそれと若者をつなぐ施策提案とした。地域のことは、案外知っているようで知らないことも多い。それを発掘し、共有化して、若者施策につなげようというものである。同時に、地域の企業や人にも自信を持ってもらおうと考えた。

 今後の展開であるが、これはみんなで考えるが、私が感じたことを忘れないうちにメモしておこう。
 方向性は、「きらりと光る企業(人)等の出番をつくること」、「若者が参加する機会を作ること」になるだろう。
 具体的には
 ①地域のお祭り等へ、地元の大学生が参加する事業の広範化。ゼミ単位、サークル単位、授業単位で、参加者を募集する。10万円くらいの補助でいいだろう。
 ②きらりと光る企業や人を招く(紹介する)授業の実施。私は、NPO論やボランティア論でできそうである。
 その他、思い出したら、メモしておこう。

 ちなみに、この日は、クリスマスイブだった。

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