松下啓一 自治・政策・まちづくり

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◇穏やかな冬の一日に(伊豆の国市)

2009-12-25 | 5.同行二人
 伊豆の国市は、伊豆長岡、韮山町などが合併してできた市である(修善寺は伊豆市のほう)。年の暮れであるが、伊豆長岡まで足を伸ばした。横須賀からは思いのほか近く、お昼に出れば3時のチェックインに間に合う。ホテルは、娘が勤め先の系列ホテルを社員料金で取ってくれた。伊豆長岡は湯量が豊富で、きれいなお風呂がいくつもあるホテルだった。部屋の前の庭もきれいだった。
 伊豆長岡は、もう30年も前に、役所の忘年会で来たことがある。畑の中に湧いた温泉ということで、何のとりえもないということで、当時は、お色気サービスで売り出していた。ところが、ここは北条氏のふるさとで、北条氏にまつわる旧跡も多い。続く室町時代には、足利氏の関東支配の拠点である古河公方に対抗した堀越公方の館があったところでもある(いずれも発掘調査をやっている)。最近は、こうした歴史が前面に打ち出され、時間の経過もあって落ち着いた温泉地になってきた。もっとPRすれば、中高年に魅力的な温泉地になるだろう。その伊豆長岡から韮山まで、穏やかな冬の日、旧道に沿って旧跡をゆっくりと見て回った。
 連れ合いはだいぶ元気になり、よく歩き、よく食べた。それも嬉しかったが、ホテルの料金は娘が払ってくれていて、私たちが支払いうのは入湯税だけというは嬉しかった。子どもたちが、知らないうちに、人を気遣う子になっているのが、何よりも嬉しかった。
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