松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆パートナーシップ制度で難航する

2022-02-19 | 1.研究活動
 雑誌の締め切りはいつなのだろう。

 イマジン出版の『実践自治』の全国初の政策づくりは、3か月に一回の締め切りなので、新しいテーマを書くにはちょうど良い。3月号は、「同性パートナーシップ制度の意義と論点-少数者の思いを受けとめ制度化する」をテーマに、昨日の朝から書き始めた。

 いつもは、締め切り日など、気にせずに書いていた(若者や公開政策討論会をテーマとしたので、特に準備もいらないといった事情もある)。しかし、同性パートナーシップ制度は、私のストックがないので、ほとんどゼロから書き始める論文となる。

 昨日の朝からのスタートとなったのは、『若者参画政策』(第一法規)が、その前の晩に、書きあがったので、ようやく、こちらにかかることができた。月曜日には、確認している団体から、連絡が来るので、来週には、第一法規のユコリンに送れるだろう。

 同性パートナーシップ制度は、性の多様性をめぐる問題の一コマなので、その全体像を理解することから、始めることになった。昨年に、こんなことになるだろうと、少しずつ、準備しておいてよかった。全体には、30ページくらいのメモがあるので、これを10ページにまとめるのは、少し気が楽である(量は多くても使えないものも多い。頭を整理するためにメモしていたものなで)。

 同性パートナーシップについては、かなり強固な政策サークルができているので、今から、参入してもとても追いつけない。もともと、苦手分野なので、手を出す能力もない。だから、今回は、論点を整理した、さっらとした論文になってしまうだろう。でも、仕方がないだろう。

 同性パートナーシップ制度は、学生たちから教わった。女子大に行くまで、そんなことはリアルに考えたこともなかったので、学生たちは、どうしようもないおやじと思ったことだろう。

 この前、ZOOMの研究会の出て、知り合いになった北海道自治体学会の吉田さんから、面白い話を提案された。私のほうも、逆提案してみた。話が具体化したら、いいかと思う。

 ずっと、原稿を書き続けて、この2週間は、細かな校正作業のようなパソコン作業だったので、今日の青空は気持ちがいい(例えば、平成12年を2000年に統一するとか、最初に出た「新城市」は、「愛知県新城市」とし、以後は、ただの新城市とするような作業)。

 その意味で、同性パートナーシップ制度は、新鮮である。苦痛にならないうちに、一気に書こうと思う。
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