明治大学マンドリンクラブ演奏会に行った。
連れ合いは、横須賀芸術劇場の会員であるが、空きがあるとの連絡がきたとのことで、数日前に行ってみようということになった。横須賀芸術劇場の大ホールは、改修工事中なので、小ホールでの開催である。
行ってみると驚いた。学生にしては高い3500円の入場券であったが、席は満杯だった。みると、ほとんどが私たちと同じ高齢者ばかりで、マンドリンファンとともに、明治大学の関係者か多いようだった。聞いてみると、いつもは、大ホールでやるくらいの人数が集まるらしい。
主催は地元公友会であった。さすが明治大学で、それぞれの地区に公友会があり、それぞれの地元が競って、公演を開催しているらしい。だから、マンドリンクラブは、全国、あちこちで公演をやっているようだ。
マンドリンクラブというから、マンドリンだけの構成かと思ったら、ドラムやギター、フルートやクラリネットなどもいて、にぎやかな演奏会だった。演目も、高齢者にあわせて、昭和歌謡のメロディーやおなじみの曲ばかりで、分かりやすかった。
マンドリンクラブはたくさんのCDも出していて、途中、ⅭⅮの宣伝のためのコント風のPRなどもあり、今どきの学生らしく、微笑ましかった。
時間調整でカフェでお茶を飲んでいたとき、連れ合いの弁では、女学校のときに、マンドリンクラブに入るか、合唱に入るか迷ったが、結局、合唱に入ったこと。もしマンドリンをやっていたら、明治に行ってマンドリンをやっていたのではないか。そうしたら、そこでいい人と出会って、私とは結婚しなかったろうとのことだった。
「失敗した」とのことであるが、その失敗とは、マンドリンクラブに入らなかったことなのか、私と結婚したことなのか、聞こうと思ったが、藪蛇なので、軽くスルーした。ともかく若者たちが、自信を持って楽しそうにやっているのを見るのは気持ちがよいねという話でまとめ、問題を先送りした。