松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆2025年時代の総合計画(本郷台)

2014-12-19 | 1.研究活動

 研究報告書のたたき台が出来上がり、全体構成にかかわる部分を検討した。よく書けているが、気になったのは、他都市調査報告に関する部分である。出張報告を読んでいるような違和感を覚えたからである。

 出張に行くと、出張報告を書くが、そこには日時、場所、誰と会い、どんな内容を調査したのかを書く。しかし、今回は政策提言の報告書であるので、出張報告とはちがう。他都市も事例紹介が目的ではなく、政策提言とのつながりがポイントになる。他都市事例から、何を学んだのか、それを提言にどのように活かしたのかを示すことが必要である。 

 今回は、2025年時代を先取りする自治体を調査したので、いわば2025年を見るように、取り組みを紹介しなければならない。そんな指摘をしたが、メンバーはすぐに理解して、あっという間に修正した。

 市役所にいたとき、ずいぶんとあちこちに出張に行った。ちなみに当時は、市外出張には、手当がついた。市外ならば、お隣の川崎市も市外といいうことで、出張手当がついた。日本全体が右肩上がりに、だれも役所のことなどに関心を持たない時代だった。仕事でも、チャレンジが許される、そんなおおらかな時代だった。

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