松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆区民会議2(相模原市)

2012-03-09 | 1.研究活動
(2012.3.9) やり残したこと
 この間、区民会議があった(と思う)が、飛ばしてしまった。今回は、区ビジョンの最終回、今回も和気あいあいとした会議となった。
 最後は、自由な話になり、私が区民会議で、やり残した話をした。それは参加費500円の懇親会で、なぜ500円なのか、その説明をしたが、いまひとつ理解してもらえなかったようだ(委員さんのなかから、500円とけちくさいことを言わずに、5000円くらいでやろうという提案があった)。ただ、たまたまこの日は、大学の研究室の大掃除の途中で会場にかけつけたので、お昼ごはんの代わりに、会議が始まる前にパンをかじっていたので、松下は貧乏=なので500円と、みな納得したようだった。

(2011.12.7)
 自由で熱い区民会議が続く。担当の区役所職員も、分け隔てない雰囲気が出てきた。面白いアイディアも出た。お楽しみに。

(2011.11.16)
 ますます活発な区民会議となった。各委員さんの(節度を踏まえた)自由さ、そして柔軟性が気持ちが良い(区民会議における実感を自由区と表現した委員さんもいた)。終了後、元行政職員だったE委員さんが、かつての市民参加と比べて、確実に進んでいる様子が「うれしい」といっておられたが、実感がこもった言葉で、私もうれしくなった。

(訂正)
 議員さんとの交流会
 11月15日と書きましたが、11月14日(月)の誤りでした。失礼しました。手帳を直してください。

(2011.1011)
 盛りだくさんの会議となった。たたき台をテーマに、メンバー一人ずつ、3分間で話すという計画であるが、到底、3分で収まるはずもなく、結局、ノンストップで2時間半、集中した会議をやることになった。今回も、一人ひとりが、自分の言葉で思いを語ることになった。
 もうひとつ、懸案であった、南区選出議員との交流会が、11月14日、午後6時からやることになった。会場は、南区役所3階講堂で、まちづくりの仲間として、フランクに交流しようというものである。もちろん、見学自由である。いくつかの懸念もあるが、ともかくやってみようということになった。
 政令市になって、区民の独自性や区民と行政、議会の距離が近くなったのであるから、その利点を活かさない手はない。物事は連続しており、一気には転換しないが、一つひとつ、前に進めていこう。 

(2011.9.12)
 2か月ぶりの区民会議となった。夏は、どこの地域でも、お祭り等の行事に忙しく、区民会議は1が月、飛ばすことになったためである。
 今回も、グループ討議となった。メンバーも、すっかりなれて大いに論じ、大いに笑う。全国どこでも、区民会議は、重々しく、仰々しいが、区民の集まりが、そんな肩苦しいはずはない。
 今回は、懸案の南区選出の議員さんとの交流会について、提案した。同じ、まちづくりのメンバー同士、大いに論じあおうという提案である。交通費もでないボランティアの会議となるが、「失敗もあるかもしれないが、いろいろやってみよう」とご意見もあり、やってみることになった。
 9月の下旬にやるプラーヌンクスツェレは、参加者は100人になった。無報酬のPZであるが、参加率は3.3%になる。改善すべきヒントは、この時点でもいくつか気が付いた。きちんとした総括をすれば、使えるシステムになっていくであろう。
 グループ討議では、私はメンバーに入らないために、私は傍聴の人と雑談をしている。いろいろな思いもあり、また重要な指摘もある。せっかくの傍聴者の知恵をそのままにしておくのも、もったいないことだろう。最後に、ワンコイン懇親会を提案したが、こうした「カフェ」を使って、メンバー以外の人とも自由に話す機会をつくっていくのも、一方法だろう。

(2011.7.25)
 回数は、すっかり分からなくなった。
 今日のテーマは、最初に新交通システムの問題。相模大野方面から、北里大学へ向かう道が大渋滞となっている。この交通問題が、南区最大の弱点であろう。今回、担当に方に来ていただいて、説明を聞いたが、総論はよくわかったが、では、どう進めるかという点については、具体的な手法までは、まだ詰まっていないようだ。
 その後、グループに分かれて、区ビジョンの第2順目の議論。こちらは、盛り上がった。議論の進め方を工夫すれば、知恵はいくらでも出てくる。
 私は、グループに入らなかったので、傍聴者の人たちと話をした。議員さんもいたので、大震災における議員の役割について、盛り上がった。ひとことで言うと、大震災で、さまざまな人が活躍しているのに、議員さんが頑張っている姿が見えてこないという問題である。極限状態であるがゆえに、議員の役割が、ストレートに問われてくるということだろう。「議員は役に立っているのか」がそのまま問われている。
 昭和22年の地方自治法の立ち位置にとどまっていると、議員は、こんなにはいらないという議論になるし、下手をすると、そもそもいらないという議論につながる恐れもある。
 地方自治法の立ち位置に加えて、もう一つの立ち位置を早急に、確立しなければいけないのだと思う。
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5 コメント

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大野南交通部会 (田代 文子)
2011-07-26 07:43:24
7月21日大野南交通部会があった。そこで、委員の方から、相模大野から北里に向かう渋滞の緩和策について提案があった。交通部会としてどのような総意を創るかは、まだわからないが、この提案について次回までに各委員検討するように、とのことだった。
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バス (バス利用者のぼやき)
2011-07-26 20:43:39
私は毎朝、緑ヶ丘一丁目から北里大学の前をとおり出勤しています。まるで、新宿まで通っているような感じです。
一番のネックは値段。片道280円は高い。
往復560円!2人以上で出かけるなら大野の駅前の駐車場にとめたほうがお得。ということになります。
時間も20分おきにしかこないのも、バスを使わない理由でしょう。
人口減少時代に突入するのだから、道路云々ではなく、小さいバスで何便もでて安ければ、みんなバスを使うと思います。
それでは、採算が取れないから難しいのかな?
真剣に大野の駅近くに引越しを考えてしまいます。

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区民会議の役割 (マロン教授)
2011-07-27 05:36:24
 他のまちでは、傍聴者がいない区民会議も、南区では、毎回、多くの傍聴者があるのは、こうした問題への解決の期待もあってだろう。
 区民から直接信託されていない区民会議では、決定は難しいが、道筋をつけるのが大きな役割だろう。提案のようなアイディアを出し合い、その可否を冷静に比較し、その成果を共有して、実践案につなげる役割である。第二期の区民会議のテーマになってこよう。
 決定は、市民から信託を受けた市長と議員の役割になるが、その意見や議論が、地域住民の目の前で見える仕組みが大事である。これも地方自治法には出ていないが、知恵を出し合って、模索すべき時代になったということだと思う。
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原発に想う事 (石鹸になりたかった人間)
2011-09-23 15:17:33
推進派と反対派の対立で思考停止してしまう普通の市民。この状況を変えたいと思う。それは市政においても同じこと。
 普通の市民の感覚を取り入れることが、危険回避や責任をみんなで取ることにつながっていくと思う。それはみんなのまちを創ることに成ると思う。
 どんな手法でもそれができるのならかまわないと思う。
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みんな一緒に取りましょう! (lonely)
2011-09-23 20:20:39
 石鹸になりたかった人間 様

 まったくそのとおりだと思います。
 65歳以上の人達が、孫は可愛いと言いながら、未だに推進派と反対派のスタンドに顔を出して超元気にヤジを飛ばし、その子ども達は初老を迎えつつも、ヤジるヒマな人達の生活を支え、子ども達の将来も考えられない。表舞台に出る余裕などなく、むしろ、貝になってしまった方が良いと思っているからではないでしょうか。本音は、「だったら、自分達でやってみろ!」と。
 今は、まだ行政の責任にしておけば良いですが、自分の孫が成人しても種を残せなくなるんですよ。
 少なくとも、パンドラの箱を開けてしまった責任だけは、グラウンドで初老の子どもと一緒になって取ってもらいたいです。
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