松下啓一 自治・政策・まちづくり

【連絡先】seisakumatsu@gmail.com 又は seisaku_matsu@hotmail.com

☆私の教育スタイル(相模大野)

2012-04-01 | 1.研究活動
 私の研究は、市民と一緒に考えるところから始まるが、教育も同じスタイルである。
 時々、市民の方から、共同研究の申し出を受けることがある。多くは、ゼミへの参加希望で、時には、わたしの助手希望というのもある。なかなか、タイミングがあわず、簡単には、実現には至らないが、こうした申し出があることは、嬉しいことである。
 今年卒業のゼミの場合は、テーマが「議会基本条例の制定過程の研究」ということもあって、相模原市役所の議会事務局のTさんが、3年生の当初から参加して、一緒に研究活動を行った。どうして、Tさんと知り合いになったのか、はっきり思い出せないが、おそらくNOMAの研修で一緒だったのだろう。
 Tさんは、仕事の合間を縫ってゼミに参加するほか、箱根の温泉合宿にも一緒に行った。卒論の協力を得た学生もいたようで、卒業できたのはTさんのおかげという学生もいるのではないか。
 卒業式後、最後のコンパも、一緒に参加して、先輩感覚で、大いに飲み、論じていた。学生たちも、Tさんに、花をプレゼントするという気遣いもしてくれたが、ゼミ生にとっては、半分、ゼミの先生という気分だったのだろう。
 ちなみに、新4年生のゼミテーマは、プラーヌンクスツェレで、これは大阪府下の市町村職員の方々(ドイツに調査に行かれた)とのコラボである。新3年のテーマは、市役所ユニフォーム(とくに焼津市・魚河岸シャツ)で、こちらは焼津市役所との付き合いが、2年間続くことになるだろう。
 昨年に続き、今年も、8月19日には、石巻市の方を迎えて、震災とボランティアを考えるフォーラムをやることになった。これは学生たちと石巻市の商工会議所や新聞社の方との付き合いの延長線である。学生たちは、0泊3日で、石巻に依頼に行くが、こんな強行軍には、私はとてもついていけない。 
 ともかく、今日から新学期が始まる。

 写真は、卒業後のコンパ。いいゼミだった。
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