松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆御宿町議会協力『はじめてみよう・若者と議会の明るいワークショップ・使える実践マニュアル』(日本橋出版)再校が来た

2024-08-06 | 議会と若者の明るいワークショップ
 御宿町議会協力『はじめてみよう・若者と議会の明るいワークショップ・使える実践マニュアル』(日本橋出版)再校が来た。

 本ができあがるまでには、普通3か月くらいかかる。出版が決まって、初校を出すまでに1か月。初校が来るまでに1か月。再校は2週間くらい。その後。実際に発売になるまでのは、ほぼ1か月くらいはかかる。出版社側の出版計画もあるのだろう。ただ、今回のブックレットは、とてもいい感じ。御宿町議会事務局の全面的な協力があるためだろう。途中の作業が、スピーディである。

 二系統で内容をチェックするというのも、正確性という点では優れている。書き手は内容が分かっているので、脱字を読み飛ばして読んでしまう。何よりも、私は校正が苦手であるが、それも事務局のおかげで、助かっている。

 ぎょうせいや第一法規は、紙の校正版が出てきて、それを構成するシステムであるが、最近の小さな出版社は、PDF版での校正である。紙のほうが、より慎重に見ることができるような気がするが、費用面でも時間面でも、PDF版は、より簡易である。今回の二系統での校正では、PDF版でないと、わざわざ郵便局へ行って送る必要がないので、時間短縮にはなる。

 今回の編集者(おそらく委託しているのだろう)は、さくさくした作業ぶりで、とてもやりやすい。課良いところに手が届く編集で、いい本になりそうだ。この調子だと10月の頭くらいまでには、本になりそうだ。がんばろう。

はじめに
 若者の発想と活動力があれば、まちが元気になることは間違いない。ぜひとも若者に議会・議員のことを知ってもらいたいし、一緒にまちの未来を考えたい。しかし、どこから手を付けてよいか、実際、若者は集まってくるのか、なかなか自信が持てないという議会・議員も多いだろう。
 実は若者のほうも戸惑っている。自分たちの活動や悩みを理解してもらいたいが、議会・議員は何か遠い存在で、どのように関わったらよいのか、よくわからない。
このミスマッチは、もったいない話で、そこを架橋するのが、「若者と議会の明るいワークショップ」である。そして、これができれば、議会と子育中のお母さん、議会と働き盛り世代など、対話の場はいくらでもできる。
 本書は、若者と議会の明るいワークショップの実践マニュアルである。千葉県御宿町の若者と議会とまちづくりワークショップを素材に、実際どうやるか、どうやってみたかを示している。本書の作成に当たっては、御宿町の町議会・事務局の方々には、多大なご協力をいただいた。
 本書を大いに参考にし、あるいは大いに加工して、それぞれのまちで、若者と議会の明るいワークショップをやってもらいたい。

                            松下啓一
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