松下啓一 自治・政策・まちづくり

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▽焼津学食メニュー(相模女子大学)

2016-12-05 | ゼミや大学のようすなど

 ゼミ生たちが考案した焼津学食メニューが、カフェテリアで販売された。

 これは焼津市役所の若手職員と相模女子大学とのコラボ企画である。焼津市の特産品であるはんぺんなどを使って、学食メニューをつくろうというものである。なんでも、市役所の入って1,2年くらいの職員が、企画力を養うために、グループをつくって何らかの企画提案を行うことになっていて、おそらく窮余の一策で、相模女子大学と連携して、学食メニューをつくろうとなったのだと思う。

 さっそく、大学の事務局に話したら、やってみようとなって、全学に募集をかけて、メニューを募ることになった。我がゼミ以外でも12のチームから応募があったらしい。ほかは、管理栄養や健康などの専門的な勉強をしている学生たちであるが、わが松下ゼミも挑戦することにした。

 つくり始めてみると、学食メニューは簡単ではない。まずは値段。学食なので、最高でも400円である。調理が簡単であること。アブって焼き目をつけるなどの工程が入るものはできない。さまざまな制約条件の中からアイディアをだし、かたちにしていかなければならない。政策立案と基本は同じである。

 採用されたのが、写真のちゃんぽん。焼津の加工品が入っている。授業が終わって、さっそく、ゼミ生と食べに行ったが、とてもおいしく、さすがである。入選に当たって、学生たちからは、私の政治力を疑われた。確かに私も選考委員であったが、選考当日、授業が長引いて、選考には参加できなかった。まったくの実力であることが、味から証明されている。

 こうやって、一つひとつ、実績を積み重ねていくことで、力をつけていくことになる。教員としては、何よりもうれしいことである。

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