松下啓一 自治・政策・まちづくり

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★政策法務の真髄(西宮市)

2007-09-21 | 2.講演会・研修会
面白かった点を思い出しつつ、忘れないうちに箇条書きで書いておこう。
1.政策法務は総合格闘技。法律、条例も使うが愛情や愛着も使う。
2.真面目に地道に取り組むのが勝ち。真剣度が合理性を高める。
3.人知れぬ努力だけではなく、努力が見えるようにする。
4.徳島市公安条例の基準は案外いい。工夫・努力した自治体側は報われる基準である。
4.都市ブランドは、政策法務にも効いてくる。
5.裁判官は(ムードに弱い)人の子。
6.法律の強さを活用する(まちづくりにパチンコ店ができない施設を組込む)。
7.同じ意味では、表現で違うように見えてしまう(目的規定の作り方)。
8.議会・議員も当事者として巻き込む算段。
9.まちづくりをしっかり行う。商業地域=パチンコOKではない。こんな商売を賑やかにしようというのがまちづくり。

そのほか、思い出したら追加しよう。
*参加者以外にはチンプンカンプンであろうから、そのうち論文を書こう。
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3 コメント

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真髄を少し感じたかも・・・? (はじめの一歩)
2007-09-24 22:04:15
正直、わが市の条例(例えば甲子園条例)が政策法務なのか都市計画なのか勉強不足でわかりませぬが、街の地域ごとの特色を強調させ市民等みんなでそれを守るんだというムードを盛り上げていくことも一つの手段でしょうか。例えば鷲林寺南町を、芦屋の六麓荘のようにするとか・・・?つっこみ大歓迎です。

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法令の自主解釈とは (マロン教授)
2007-09-26 06:20:54
 地方分権の具体化、地方自治法の改正で「中央照会型」から「自主解釈型」に変わった。だから、自治体職員は政策法務を学ばなければならない・・・。よく分かる。
 では、自主解釈はどのようにするのか。もちろん勝手な思いではいけない。では・・・
①他省庁の解釈をより所とする(国が言っているのだから)
②偉い先生の解釈をより所とする(東大の先生が言っているのだから)
③他の都市の例をより所にする(指定都市が言っているのだから)
①があれば勇気百倍だが、・・・でも。

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だから学ばないといけないんですね (はじめの一歩)
2007-09-28 13:16:24
長年、通達行政に浸ってきた私たちは、いざ、自主解釈を認められたとしてもそのノウハウが蓄積されていない・・・・。だから、すべての自治体職員は、職種や部署に関係なく政策法務を学ぶ必要があるということですね!
(この結論にたどりつくのに今日までかかりました)


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