松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆オリンピックと近況(三浦半島)

2013-09-11 | 1.研究活動
 オリンピックには賛否もあるが、ともかく若い人にとっての働き場などが増えるという経済効果やオリンピックを契機に福島の対策がより一層進むであろうことを考えると、オリンピックが決まって本当に良かったと思う。
 わたくし的には一番よかったのは、招致メンバーの人たちが、同じ目標に向かって頑張った姿がよくみえたこと、そして、その成果がきちんと出たことである。それが私たちに自信というか、希望を与えたことが何よりだった。
 世界では、偏狭なナショナリズムによって、国民の不満をそらしたり、国民を一つにしようとする動きもあるなかで、私たちは、そんな動きと一線を画して、またそれに過度に反応することなく、理と知で一つになれる国であるということを誇るべきだと思う。

 近来稀な長い夏休みになったが、仕事のほうはほとんど進まなかった。
 当面の目標である出版補助の『自治と旅と』(仮)は、このブログをベースに、エッセーと論文と旅の本を合わせたような本を書こうと思っているが、なかなかうまく書けない。私には、エッセイを書く能力がないということもあるが、要するに、何を書きたいがははっきりしないためだからだと思う。なんとか、ベースになる部分は書いたので、これをブラッシュアップして行けば、何とかなるだろう。
 もう一つ、本格的な地方自治論のテキストも書き始めた。『自治と旅と』を書いていると、このエッセイ風のブックレットには収まらないものがたくさん出てきて、いよいよ、意を決して目次をつくりはじめた。素材はたくさんあるので、あとはやる気だろう。

 考えてみると、夏休みなのに仕事が捗らなかったという問題提起そのものが可笑しいことかもしれない。連れ合いは、大学教員という仕事が今でも好きではないが、それはこうしたけじめのなさゆえである。ある時、家事労働が終わって、思わず、「さあ、これから一休み。論文を書こう」と言ってしまったことがあった。勉強が骨休めという発想そのものがおかしいという連れ合いの意見も分からなくはないが、本当にそう思ったことで、私にとっては現実である。おかしな仕事についたものだと思う。

 お昼に、魚籃亭に行った。ここは一応、横須賀では老舗になるのだろう。うみぼうずの麹漬けを食べた。
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