山本さんへの対応を巡って、行き来がある。
山本さんからは、「本件につきましては、穂積市長様からはお申し出を頂いておりませんので、詳細がわからず回答できません。なお、例年のJCが主催の公開討論会は参加を予定していますが、それ以外は、私自身で有権者に政策を訴える行程を組んでおり、本件に応じる余地はありません」という回答である。読みようによっては、提案者の穂積市長から、話があれば考えてみるとも読める。そこで、穂積さんからの提案は、一緒に、山本さんに提案してみたらどうかというものである。
これに対して、白井さんの意見は、共同提案しても、乗ってくる可能性は非常に薄い。時間もどんどん過ぎてしまうので、それよりも二人で始めて、門戸は山本さんに開いておけばいいのではないかというものである。
この点は、二人の性格というよりも立場の違いを表していて興味深い。
市長という立場は、全体の目配せするのが立場であるから、置いてきぼりを残さないように行動することになる。行政運営をしていると、聞いてなかった、話がなかったという批判をしばしば受けることになる。そこで、今回も、まずは筋として、きちんと話をしておくべきだと考えたということは容易に推測できる。あとから、山本さんから、話がなかった、勝手にどんどん進めたという批判を避けることにもなる。行政の長らしいバランス感覚と手続き論である。
対して、追及型の市会議員でやってきた白井さんは、割り切りが早い。「公開政策討論会に参加することが、市民への責任を果たすことにもなりますし、「公開政策討論会にも参加ができないなら、市長選に立候補すべきではない」という市民判断にもつながります」とまで言っている。この点はやはり議員さんらしい。
公開政策討論会の進め方、論点整理は、初めてのことで、参考事例もなく、そう簡単には決まらないだろうから、「きちんと話がなかった」というつまらない反論が出ないようにするためにも、協議を続けている間に、さっと文章を作って、送ればよいだけのように思えるが。
■2017年07月09日 穂積氏からの返答
7/8(土)、穂積氏から返答が届きました。以下の通りです。
白井倫啓様
メール拝見しました。
貴兄の公開質問状に始まる一連のやりとりを通じて、公開政策討論会が現実味を帯びてきたことで、私のもとにも期待する声が多数寄せられています。
たとえば、『話の嚙み合わない一方的な主張を繰り返すだけだったり、無責任な悪口が飛び交う選挙にはいい加減、辟易していましたので、白井さんの公開質問状からの流れはワクワクしながら読んでいます。』
これは一例ですが、同じような気持ちをもっている市民が多数おられることが分かります。
この期待に応えられるような行動をとることがわれわれには求められています。
山本氏からの回答も貴兄のブログを通じて読みました。大変残念ではありますが、本来であれば候補予定者全員がそろっての政策討論が望ましいのは言をまちません。
また私の提案もそれを想定してのものでありました。ですので、氏から不同意の返答がきたからといって、すぐに諦めるのは早計のような気がいたします。
山本氏の回答文では、
『(2)公開政策討論会の件本件につきましては、穂積市長様からはお申し出を頂いておりませんので、詳細がわからず回答ができません。』と記されています。
これまでのところ貴兄と山本氏とのやりとりはなされていますが、山本氏と私との間には何の交渉もありません。ですので話の筋として、まずはいったん貴兄と私との連名による共同提案(申入れ)をするのが本来ではないかと思います。
政策討論会の主旨や市民の期待を山本氏に直接お伝えし、新しい選挙スタイルをつくりあげていく共同作業を呼びかけることです。
それでもなおお断りになられたならば、その時点で貴兄と私とで何ができるかを検討するステップに進むのが良いと考えます。
貴兄のご判断をお聞かせください。もし同意いただけるならば共同提案書(申入れ書)の案文をつくる作業にとりかかりましょう。貴兄が素案をつくっていただければそれをたたき台に進められます。いかがでしょうか。お考えをお聞かせください。
(なお本メールの文面は、一連の公表経過の責任上、さしつかえなければ私のブログ等に公開させていただきます)。
穂積 亮次拝
■これに対する白井さんの回答
以下のコメントをメールで返答しました。
穂積 亮次様
早速のご返答ありがとうございました。
あなたが言われる通り、公開政策討論会に期待する市民の声は私にも届いています。それだからこそ、できるだけ早い開催が必要だと考えています。
あなたが提案する、「まずはいったん貴兄と私との連名による共同提案(申入れ)をするのが本来ではないかと思います」という点は、現時点で非常に困難な課題だと考えています。前回の市長選で、今回と同様な申し入れに山本氏は応じなかったという事実があります。山本氏の真意はわからないものの、今回も応じないとの判断をしています。
山本氏への説得を繰り返すことで、時間は過ぎていきます。共同提案に時間を費やすのではなく、合意した二人から公開政策討論会に進むべきです。公開政策討論会に参加することが、市民への責任を果たすことにもなりますし、「公開政策討論会にも参加ができないなら、市長選に立候補すべきではない」という市民判断にもつながります。
あなたとの公開政策討論会を続けながらも、山本氏が参加できる門戸を広げておけば良いと考えます。公開政策討論会を申し込んだのはあなたです。すぐにでも、開催のための話し合いを始めてください。繰り返しになりますが、今週できるだけ早い打合せを設定しましょう。できるだけ時間は合わせます。夜でも構いません。開催を市民に周知することを考えれば、事前の時間は必要です。余分なことは考えず、早く始めましょう。
以上がやりとり。
穂積さんに届いている、『話の嚙み合わない一方的な主張を繰り返すだけだったり、無責任な悪口が飛び交う選挙にはいい加減、辟易していましたので、白井さんの公開質問状からの流れはワクワクしながら読んでいます。』というのは、新城市民だけではない。
全国で、注目されているようで、私に対しても、同じような声が届いている。
やらなければいけないことがたくさんあるが、乗り掛かった舟なので、この動きをフォローして、全国の人たちに、わかりやすく、情報提供していこう。
山本さんからは、「本件につきましては、穂積市長様からはお申し出を頂いておりませんので、詳細がわからず回答できません。なお、例年のJCが主催の公開討論会は参加を予定していますが、それ以外は、私自身で有権者に政策を訴える行程を組んでおり、本件に応じる余地はありません」という回答である。読みようによっては、提案者の穂積市長から、話があれば考えてみるとも読める。そこで、穂積さんからの提案は、一緒に、山本さんに提案してみたらどうかというものである。
これに対して、白井さんの意見は、共同提案しても、乗ってくる可能性は非常に薄い。時間もどんどん過ぎてしまうので、それよりも二人で始めて、門戸は山本さんに開いておけばいいのではないかというものである。
この点は、二人の性格というよりも立場の違いを表していて興味深い。
市長という立場は、全体の目配せするのが立場であるから、置いてきぼりを残さないように行動することになる。行政運営をしていると、聞いてなかった、話がなかったという批判をしばしば受けることになる。そこで、今回も、まずは筋として、きちんと話をしておくべきだと考えたということは容易に推測できる。あとから、山本さんから、話がなかった、勝手にどんどん進めたという批判を避けることにもなる。行政の長らしいバランス感覚と手続き論である。
対して、追及型の市会議員でやってきた白井さんは、割り切りが早い。「公開政策討論会に参加することが、市民への責任を果たすことにもなりますし、「公開政策討論会にも参加ができないなら、市長選に立候補すべきではない」という市民判断にもつながります」とまで言っている。この点はやはり議員さんらしい。
公開政策討論会の進め方、論点整理は、初めてのことで、参考事例もなく、そう簡単には決まらないだろうから、「きちんと話がなかった」というつまらない反論が出ないようにするためにも、協議を続けている間に、さっと文章を作って、送ればよいだけのように思えるが。
■2017年07月09日 穂積氏からの返答
7/8(土)、穂積氏から返答が届きました。以下の通りです。
白井倫啓様
メール拝見しました。
貴兄の公開質問状に始まる一連のやりとりを通じて、公開政策討論会が現実味を帯びてきたことで、私のもとにも期待する声が多数寄せられています。
たとえば、『話の嚙み合わない一方的な主張を繰り返すだけだったり、無責任な悪口が飛び交う選挙にはいい加減、辟易していましたので、白井さんの公開質問状からの流れはワクワクしながら読んでいます。』
これは一例ですが、同じような気持ちをもっている市民が多数おられることが分かります。
この期待に応えられるような行動をとることがわれわれには求められています。
山本氏からの回答も貴兄のブログを通じて読みました。大変残念ではありますが、本来であれば候補予定者全員がそろっての政策討論が望ましいのは言をまちません。
また私の提案もそれを想定してのものでありました。ですので、氏から不同意の返答がきたからといって、すぐに諦めるのは早計のような気がいたします。
山本氏の回答文では、
『(2)公開政策討論会の件本件につきましては、穂積市長様からはお申し出を頂いておりませんので、詳細がわからず回答ができません。』と記されています。
これまでのところ貴兄と山本氏とのやりとりはなされていますが、山本氏と私との間には何の交渉もありません。ですので話の筋として、まずはいったん貴兄と私との連名による共同提案(申入れ)をするのが本来ではないかと思います。
政策討論会の主旨や市民の期待を山本氏に直接お伝えし、新しい選挙スタイルをつくりあげていく共同作業を呼びかけることです。
それでもなおお断りになられたならば、その時点で貴兄と私とで何ができるかを検討するステップに進むのが良いと考えます。
貴兄のご判断をお聞かせください。もし同意いただけるならば共同提案書(申入れ書)の案文をつくる作業にとりかかりましょう。貴兄が素案をつくっていただければそれをたたき台に進められます。いかがでしょうか。お考えをお聞かせください。
(なお本メールの文面は、一連の公表経過の責任上、さしつかえなければ私のブログ等に公開させていただきます)。
穂積 亮次拝
■これに対する白井さんの回答
以下のコメントをメールで返答しました。
穂積 亮次様
早速のご返答ありがとうございました。
あなたが言われる通り、公開政策討論会に期待する市民の声は私にも届いています。それだからこそ、できるだけ早い開催が必要だと考えています。
あなたが提案する、「まずはいったん貴兄と私との連名による共同提案(申入れ)をするのが本来ではないかと思います」という点は、現時点で非常に困難な課題だと考えています。前回の市長選で、今回と同様な申し入れに山本氏は応じなかったという事実があります。山本氏の真意はわからないものの、今回も応じないとの判断をしています。
山本氏への説得を繰り返すことで、時間は過ぎていきます。共同提案に時間を費やすのではなく、合意した二人から公開政策討論会に進むべきです。公開政策討論会に参加することが、市民への責任を果たすことにもなりますし、「公開政策討論会にも参加ができないなら、市長選に立候補すべきではない」という市民判断にもつながります。
あなたとの公開政策討論会を続けながらも、山本氏が参加できる門戸を広げておけば良いと考えます。公開政策討論会を申し込んだのはあなたです。すぐにでも、開催のための話し合いを始めてください。繰り返しになりますが、今週できるだけ早い打合せを設定しましょう。できるだけ時間は合わせます。夜でも構いません。開催を市民に周知することを考えれば、事前の時間は必要です。余分なことは考えず、早く始めましょう。
以上がやりとり。
穂積さんに届いている、『話の嚙み合わない一方的な主張を繰り返すだけだったり、無責任な悪口が飛び交う選挙にはいい加減、辟易していましたので、白井さんの公開質問状からの流れはワクワクしながら読んでいます。』というのは、新城市民だけではない。
全国で、注目されているようで、私に対しても、同じような声が届いている。
やらなければいけないことがたくさんあるが、乗り掛かった舟なので、この動きをフォローして、全国の人たちに、わかりやすく、情報提供していこう。