松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆市民まちづくり集会(新城市)+台風を甘く見る

2022-09-24 | 市民まちづくり集会
 3連休の初日、新城の市民まちづくり集会に行った。今回で第11回とのことである。

 一昨年は中止、昨年はリモートだったので、リアルの会議は3年ぶりとなる。ということで、なにか旧交を温める会となった。たくさんの人と、入れ替えあり立ち代わり、「しばらくぶり」やら「何してるの」などの話となった。

 今回は、テーマが、高校跡地の利用に関してなので、いつもと違った顔ぶれが多かったように思う。高校の先生や卒業生が、きたようだ。そんなことで、私の挨拶は、このまちづくり集会ができた当初の話となった。話しながら、いろいろ思い出した。やはり圧巻は、学生たちと大勢で、まちづくり集会に参加して、ついついは話し込んでしまって、電車に間に合わなくなり、急遽、声をかけて、参加者したまちのひとの車に便乗させてもらって、駅まで送ってもらった話である。

 これは、何時頃のことだったのだろうか。この日の参加者の中には、その時、車に乗せたぜと言う人もいるかもしれない。この時の感動が、うまく伝えることができたのか、わからないが、新城らしい話である。

 この日は、はじめて見る顔も多かったので、みんなの前では、このまちづくり集会の意義について、地域自治区の仕組みと連動させて話をした。これからの地方自治は、地域ごとの自治の仕組みを組み立てないとやってはいけないが、その時の基本になるのが地域の話合いである。まちづくり集会は、何かを決めるものではなく、情報を共有し、意見を聴き合うものであるが、地域におけるその話し合いの予行練習になるもので、そうした熟議の文化を創るための仕掛けでもある。

 もう少し、丁寧に書かないと分かりにくいかもしれないが、私の話の方は、もう少し丁寧に話をしたので、何人かが、うんうんと頷いて聞いているのが印象的だった。

 実は、3連休の2日目の午後は、今度は焼津市で、新たなプロジェクトがスタートするので、この日は、家まで帰らず、どこかに泊まることにした。遅くに宿につくのは嫌だと思って、豊橋に泊まることにしていた。

 ところが台風である。そんな話を前澤さんにしたら、焼津まで行った方がいいんじゃないのと言われた。実際、私もそう思ったこともあったが、宿を変えるのも面倒だし、台風と言っても、14号と比べたら、全然、非力なので、大したことはないだろうと考え、大丈夫じゃないのかと考えて豊橋の泊まることにした。

 その結果は周知のとおりである。静岡県に線状降水帯が居座った。23日の夜の7時過ぎ、雨雲レーダーを見たら、静岡県の中西部は真っ赤だった。予想を見たら、それは東に移ることになっていた。安心して寝て、夜中の3時ころ、目が覚めて、雨雲レーダーを見たら、同じような画面だったので、びっくりした。

 結局、翌日、豊橋で新幹線が出たのが、13時過ぎ。しかも、名古屋発の始発の新幹線は、最初から満杯で、豊橋駅のホームの乗客が、ほとんどだれ一人として乗れない混雑状態だった。静岡から焼津に戻る東海道線も、あちこちで線路が壊れ、いつ復旧するか分からないという。そんなことで、結局、焼津の第1回目のプロジェクトには、行かれなかった。


 人の話は聞いておくものである。

 何んとか、新幹線に乗り、家に帰って連れ合いに言ったら、焼津に向かっていたら、新幹線も止まって、新幹線で夜を過ごしたのではないかと慰めてくれた。そうかもしれないが、ただ、今まで、新幹線に泊まったことがないので、その体験も、案外いいかなと思ったが、慰めてくれているので、それは言わないことにした。

 ともかく人の話は聞いておくものである。

 

 
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