野宮さんにさよならを告げました。つらいというのは自分勝手だけれど。
振り回したくなかった。大切にしてあげることができないと不安に思った。
初めは大切にしようとしたんだ。でもだんだん相手の想いとは逆に
どうしてもどうしても好きになることはできない自分がいて。
そしたら一緒にいるのがつらくなってきた。そして申し訳ないと思った。
このままでいたらきっと傷つけると思って正直に告げた。
そしたら「俺が強引すぎたね。ゴメンね」って言ってくれた。
うれしかった。雨に流れていった。見たあの海も、かもめも一緒に。