路傍のshiawase

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「彼女が言い足りないこと」を聞く(友人のその後)

2005年10月03日 | Weblog
”友人の様子に首をかしげた数日間”のタイトルで書いた、その後のこと。

「今日はまだ言いたいことがあるような気がする」
彼女の言葉が耳に残り、早めの再会をしなければと思っていた。
そして今日、それが叶った。

「どう?その後、忙しかった?」などと水を向けた。
ちょうど仕事が忙しかった様子で、職場での不満を少しずつ話し始めた。
客観的には、抱えている問題への会社の対応はやむを得ないと思うが、
今日はとにかく彼女にすっきりしてもらうことが目的だったので、
意見・感想は控えた。

話はさまざまなことに及び、気になっていたとおり
彼女は自らうつのような症状があることを告げた。
妻・母・娘など、いろいろな顔を持つが、
どれも中途半端でダメだという。知性のある人を前にすると、
それに比べて自分は、と落ち込んでしまうと。
また、自分の子供の将来、介護を必要とするお母さんのこと、
旦那さんの実家の人達ことまで考えて心配している。
疲れるのも無理はない。

ひとしきり話して、今日は「言い足りない」ことはない様子。
帰り際、「今日は自分のことばかりだったみたいでごめんね」と言っていたが、
そのつもりでだったので聞き役に回っていても全く苦にならなかった。

改札に入った彼女を見送ったが、しっかりと背筋の伸びた後姿を見て、ほっとした。