路傍のshiawase

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ガム

2005年10月28日 | 食べ物
通勤電車で、席が空いたので座った。
偶然両脇の男性が、ガムを噛んでいた。
ヤギですか? リスですか?
と問いたくなるほど視界の両脇が忙しい。
リスの方の男性(小刻みに噛み続けている)は、
羽織っているジャケットとおそろいの(?)鮮やかな赤い顔色だったので、
お酒のにおいを消すのに夢中で噛んでいたのかもしれない。

賑やかにガムを噛む人を見ると、
昔読んだ庄司陽子さんの漫画の一コマを思い出す。
タイトルや設定などはすっかり忘却の彼方だが、おそらく・・・
・・・
主人公の女性が、兄の車中でガムを噛む。(二人ともすでに大人)
それを見た兄が、妹の行儀のよい噛み方に感心する。
台詞はあいまいだが、
"口を結んで噛む習慣が今もそのままであること"について
感慨深く何か一言いったように思う。
二人が、躾の行き届いた家庭に育ったことがうかがえるワンシーンなのだ。

それを読んでから、ガムの噛み方に注意しようと思った。
実際には難しいが、リスにはならないようにしたい。


余談だが、
帰りに寄ったスーパーで、"千葉ロッテマリーンズガム"なるガムを見つけた。