苦手な人と仕事でペアになった。
だいぶ年上の方で、常にネガティブな言葉を発する、
つっぱってがんばってふんばっている感じのする女性である。
だれを相手にしても見下げ、まるで"あなた方と私は違うのよ"
と思うことが生きる原動力になっているかのような人だ。
嫌な時間を過ごしてもいられないので、
今日は思い切って懐へ飛び込むことにした。
すると仕事もうまくいき、その後の会話も有意義だった。
帰り際には、今までのそのシーンで見たことのないような笑顔を投げてくれた。
うれしかった。
(ところで蛇足ですが、タイトルの"とびます"は坂上二郎さんのギャグである、と
注釈が必要なお若い方もご覧になっているでしょうか?)