優二(玉置浩二さん)がとうとう3人の子供たちに
自分の命があとわずかであることを告げた。
3人とも驚きと哀しみでいっぱいになるが、優二は続ける。
「お父さんは、お前たちが大好きだ
大好きで 大好きで 大好きで 大好きだ」
お母さん、お父さんにとっての宝物だから、
自分を大切にして欲しいということを伝えた。
「生きるんだ」「生きていればいい」という言葉は、
脚本家の岡田惠和さんのメッセージそのものだと思う。
以前に岡田さんのコメントで読んだことが、
この日の優二の言葉に託されていた。
お父さんにしがみつく子供たち。
次の朝、そのままリビングに4人で抱き合いながら寝ている姿を
洋子(菅野美穂さん)が目にする。
すでに優二は目覚め、洋子に気づくが、洋子はそのままで、と合図をする。
なかなか子供たちに言い出せなかった話。勇気を出して伝えたことに対し洋子は、
いままで優二が幾度となく自分にしてきたように、
優二の頭を両手でさすり、「よく頑張った、偉い」と言った。
その時の優二の笑顔を見ると、あと数ヶ月しか生きられないという
哀し過ぎる現実がありながらも、幸せを感じているのだろうなと思う。