路傍のshiawase

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TV・あいのうた(とうとう最終話)

2005年12月15日 | TV
(最終話。印象に残ったシーンと感想を書いてみます)


優二には最後になるかもしれないクリスマス。
片岡家でいつものメンバーによるパーティ。

賑やかな時間が過ぎ、子供たちが寝静まる頃
優二の机の上には洋子から、
洋子の部屋には優二から、
それぞれプレゼントの包みが置いてあることに気付く。

アロハシャツ と 白いサマードレス

それぞれのカードには、次の夏を一緒に過ごせたら、
という思いが綴られていた。


季節は桜の頃。
いつもの仲間も少々身辺の変化はありながら、
まずまず平和に過ごしている。
片岡家も、相変わらずの朝を迎えている。
洋子が朝食の支度をし、フライパンを鳴らしながら子供たちを起こす。

やがて、優二の部屋の扉が開き、ぼさぼさの頭で廊下に現れる。
春になったが、優二もまた同じように笑顔で日常を繰り返している…。

と、そのような締めくくり。

優二さん、病が治ったわけではないものの、春になってもまだいてくれてよかった!
普通の毎日こそがしあわせなのだろうと思う。

ドラマではめまぐるしい展開も事件もあまりなかったが、
登場人物の心の動きは非常に動的だったと思う。

まず何があっても生きること、
笑顔が自分を強くすること、
お礼とお詫びを素直に伝えること、
相手の名前をきちんと呼びかけること、…
しあわせのヒント(=愛のヒント?)がつまった物語だった。