感謝の作用の仕方

2013-04-05 15:09:16 | 幸せのコツ
■ 感謝といえども煩悩付では…

感謝というのは、一時すごいブームになりました。

一例には、トイレ。「いつもきれいに使ってくれてありがとう」があります。

でも、コレ、掲示紙に貼ってあると違和感ありますよね。意図が透けて見える。わたしなんて、天邪鬼な性格だから余計です(^^;)

ヨガでも感謝の心を重視します。サントーシャです。

でも、これはやみくもに誰にでも彼にでも感謝しまくれ、ってことではありません。

あるいは、親切にしてくれた人に不必要に恩を着れってことでもありません。

感謝の心が、自然にわき起こってくるのではないのに、「感謝しよう、感謝しよう」としていると、その態度自体が浅ましいです(><) 結果を期待して行う感謝が意味するのは、内実が伴わず結果だけを欲しがる心です。つまり煩悩ですねー。

実感がないのに感謝しているのは、利益を望むからです。利益を望むこころが結局浅ましいので…(汗)

■ 感謝の心は、ラッキーな境遇への驚き

感謝の心は、いうなれば、「自分はなんて幸せな(ラッキーな)人間なんだろう…」という心のつぶやきのようなものです。

なんて幸せな境遇なんだ…と実感すること。 

「自分は幸せ者だなぁ…」と感じること…。

今、ここにいること(めぐりあわせ)に運命のような、ラッキーさを感じること…

つまり、感謝とは、自分自身が幸福感で満たされることです。

そうすると、満たされているので、渇望がなくなります。人と比べて持っていないものを嘆く必要がなくなります。

満たされているので「こんなにラッキーで良いのだろうか?」と謙虚になっていく。分かち合うことができるようになる。その結果、人から感謝される。

その循環が繰り返されることで豊かになっていく。

■ まず自分で自分に感謝できるようになる

良く言いますが、まず、与えて、そして与えられます。

…が与えるときに、自分自身が幸運でも、幸福でも、豊かであるとも実感していないのに、与える必要はないです。

自分はなんて幸せ者なんだろうなぁ…と感謝の心でつぶやける者だけが与えれば、十分なのです。

まずは自分を豊かにしてください。それには自分を愛してやることです。

自分を豊かにするために感謝しよう!と思ってもうまく行きません。

それは感謝しているのではなくて、感謝の仕組みを自己利益の誘導に利用しているだけだからです…

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