生体反応とディソシエイト

2013-07-04 17:13:02 | 魂と心の成長

神様はそのときそのときで、その人の人間的成長に必要な課題を用意してくれます。

私に必要なのは…ディソシエイト…。

友人に、子供を6人抱えて失業中の人がいます。それもずいぶん年齢も行ってから…ちまたでは35歳以上には仕事がないのが普通とされていますから、20歳くらいプラスしたら…たぶんもう雇用される世界は難しそうですね。

以前、商社の仕事で退役した自衛官の再就職をお手伝いしたことがありますが…なかなか厳しいものがありました。会社と言うものは前歴で会社勤めの経験がない人をあまりとりたがりません。というのは縦社会の掟を、ある程度年齢が若いうちに学んでおかないと指揮命令系統に支障ができるからなんですよね。若い人に多少勝手なふるまいをされてもダメージは小さいですが、年齢を行った人がそうだとなかなか指摘しづらいし、本人もやりづらく、結局双方にとって幸福ではない結果に終わることが多いのです。

私は3人兄弟の長女で育ったので、働く母を支える側でした。それも片親。母は生まれが資産家だったらしく、あまり外で働く能力がある人ではなかったように思います。私はもちろん、子供なので、そんな母を見ながら、ハラハラしているしかなく、そんな不安定な精神状態を逃れるために自立したようなものです。

子供のころは私は自閉症で内気。ブックワームで友達は一度に一人しか作らない集中型の子供でした。少ない親友と親密な関係を築くタイプ。

今、内気だったなんて言ったらみんな、一体何のこと?!と思うでしょう。まぁ孤独には今も強いかもしれません。不安の矛先を勉強や読書に向けたんですね。向ける先としては、正解だったかなって思います。スポーツなど、建設的なことにエネルギーを向けるのが良いですね。逆に自己破滅的なことに向ける人もいます。やんちゃしたり、大人ならギャンプルや酒、タバコ、女性なら買い物、美容、ですね。

私の子供の頃の不安は、実は的中し、我が家は経済的にはなかなか大変でした。でも、それは、むしろ、幸福なことでした。

結構運命を切り開くのは、ドキドキ大変だった。けれど、とても楽しかったんですよね。スリル満点、生きているって感じ。

若い時の苦労は買ってでもしろ、って言いますが、そんな感じかもしれません。 おかげで打たれ強くなったし、危機に強くなった。大学に進学するのも、アメリカに行くのも、私にとっては自由の獲得、と同義でした。 余談ですが、登山も自由を獲得していく活動ですよね、だからソリが合うのかな?

結局、私は困難な状況は馬力が出るタイプに育ったんですよね。危機的状況を打開するために何をすべきか、そういう風に考える。ドアがあくまで、ありとあらゆるドアをたたきづづけるタイプ。

なので、私は、どちらかというと危機に強い人間で、逆に平穏で平凡な毎日だと、魂抜かれたようになってしまいます(笑)。単調な生活は、安心より退屈を感じてしまいますが、何事もバランスですね。あんまり毎日ピンチなのは私だってキライです。

最近、その子供が6人もいる友人を見ていると、母親を不安げにサポートするしかなかった私の子供時代の心の状態がよみがえることに気が付きました(汗)。

この不安と言う心理状態は、人を動かす、かなり強烈な原動力になるんですよね。行動を起こさせる。

私には、友人の状況はかなり危機的な状況に見えるのですが、私の不安の強さと比べ、一向に余裕モードの友人…。

他人事だとわかっていても、なかなか他人事だと割り切れず、難しいです。ディソシエイトが。

危機感以外にも、行動力の原動力を持ちたいと最近は思い始めました。それは、使命感ではないかと思うのです。私が使命感をもつのは、自分を変えることに対してです。

自分は変えられます。 私なんて子供の頃と今では全く違う人間であるだけでなく、2年前と今だって全然違う人間です。バレエでは体つきまで全く違う風になりました。今登山を頑張っているので、登山の人のような様子に変わりつつあるようですし…。

僕は〇〇な人間だ、と思いこまないことが大事ですね。苦手だと思っても苦手だと言わない。言葉には実現してしまうパワーがあるからです。それを良いほうに使うと、願望が実現しますが、願望実現に使う言霊をアファーメーションと言いますが、アファーメーションは、言葉にしながらも懐疑心が勝つので、そっちが優位になるとダメです・・・懐疑心を感じなくなるほど真実味がある時、言霊は本当に実現します。

■ 恋のつり橋理論

心拍数が上がると言えば、恋のつり橋理論が有名ですが、ご存知ですか?

吊り橋のようなドキドキ、心拍数が上がる状況では、女性は相手に好意を抱きやすいのです。

人は自分の生理的現象を感じ取って、脳が”恋をしている”と認識するらしいのです。

これと同じ原理で、クライミングのように相手に心拍数が増幅するような、活動では、その活動を共にした相手に恋心を抱きやすいのだそうです。

それは心拍数が上がったことを恋をしたこと、と脳が勘違いするからですね。

なので、私が思うには、結婚○十年とかで、ちょっと倦怠期に来たような夫婦にクライミングがおすすめです。

何十年も一緒に居たら、もうお互いにドキドキしなくるのが普通ですから…でも岩の上ならドキドキ☆

また新婚の頃のような気持ちに戻れるかもしれませんよね!

っていうか、では本当の恋ってどんなものなの?! もしかして心拍数が上がっただけだったらどうしましょう?!

 

 


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