今年の夏山は自家製エナジーバーで!

2013-04-17 19:12:12 | 食について 自然志向

■ 自家製エナジーバー

私の毎日の課題の一つは、クリエイティブに過ごすこと、なのですが…

今日は超おススメレシピを発見しました。

自家製エナジーバーです♪

アメリカではよくオートミールのクッキーを食べました。オートミールは、ちょっと日本のそば粉的な立場というか、オートミールと言えば、病人食、をイメージさせます。古臭い健康食品。食物繊維が一杯で、ローカロリーです。

小公女のような古いイギリスのお話では、乏しくおいしくない食事と言えば、オートミール粥です。今日本でそばがきを食べる人が少ないのと似ています。

実際もオートミールは少々癖がある味で、ただのおかゆにした場合、あんまりそそられる味ではありませんが、要するに、味がないので、何かで味をつけるとおいしく食べられます。

メルボルンでは下宿していた家の奥さんは毎朝オートミールでした。すぐに食べられ、腹もちがとても良いので、おかゆでありながら、少しお餅みたいなところもあります。 ミルクで炊いたら、メープルシロップとバターが定番。 

塩味にして、カリカリベーコントッピングもおいしいです。

そんなちょっと不遇のオートミールですが、クッキーにすると、あら?っというくらい人柄が変わります。 カラッとしてナッツみたい。

サクサクしていくらでも食べたくなる。オーツチョコクッキーなんて、やめられないおいしさです。 アメリカでは手作りするとレシピが大量なので食べ過ぎる危険がありました(笑)

というわけで、雑誌で見かけた基本レシピに勝手にオートミールを入れて、アレンジしました… これはとってもおすすめ☆

すごく簡単です。

≪基本の材料≫

・バター 40g   (ヴィーガンにしたい場合は、菜種油で代用)
・はちみつ 80g (キビ砂糖+ミルクまたは水少々、メープルシロップなどで代用できる)

・コーンフレーク 50g (オートミール、その他のシリアルで代用できる)

・小麦粉 50g (全粒粉、セモリナ粉、そば粉などグルテンが多少ある粉で代用できる)

≪作り方≫
①鍋にバターとはちみつを溶かす。
②溶けたらコーンフレークを入れる
③最後に小麦粉を入れる。粉っぽさがなくなるまでよく混ぜる。
④天板に広げ、180℃ 25分。切り分ける。

※小麦粉を先に入れてしまうとそこで固まってしまうので、固形物を入れてから、最後に小麦粉をまぜます。
※粗熱が取れたら、すぐに切らないと、冷えると固くなります。その場合は見た目を気にしなければバリッと折ればいいです。

アレンジ その① ナッツバー
・オートミール 60g
・ナッツ 60g
・小麦粉 50g

アレンジ その② フルーツバー
・コーンフレーク 50g
・ドライフルーツ 30g
・小麦粉 50g

私は、今回は、

①ヴィーガンバージョン 
 ・菜種油+はちみつ
 ・オートミール+干しブドウ+クコの実+ココナツシュレッド

②バターバージョン 
 ・バター+メープルシロップ
 ・オールブラン+干しブドウ+ココナツシュレッド

でやってみました。 

はちみつを使うと甘さが穏やかになります。その場合はココナツシュレッドなど、それ本体で甘さがあるものを足すのは、おすすめです。ベースにオートミールだけなど、甘みがほとんどないものを使う場合は、特に少し甘みを足してもいいかもしれません。

ベースとなるフレークは、目が粗めにするとサクサク感が高まります。オートミールのように粒が小さいものだと、目が詰まるのでしっとり系になります。サクサクすると今度は空気の密度が粗いので、固めの仕上がり、食感になります。バランスが大事ですね。

ナッツ類=サクサク系、

フルーツ類=しっとり系、

なので、ミックス技がいいかもしれません。 

オイル類はバターだと香ばしい系に、菜種油だと和顔になります。和顔になる場合は、スパイス類を足すといいかもしれません。

オリジナルのレシピには、ベーキングパウダーが入っていましたが、別にどこにも膨らませる要素はないので端折りました。問題なしです。

これは、シナモン&アップル、とか、オレンジ&チョコ、とか色々応用が効きそうです。

考えてみたら、日本の伝統のお菓子、おこし、もバターが入っていないだけで、同じようなものですね。

SOYJOYが一本100円もすることを考えると、大変おすすめ♪ 

今年の夏山は自家製エナジーバーで乗り切れるかも☆

■ おまけ じゃがいものフォカッチャ

こっちはついでに作ったジャガイモのフォカッチャ。 自家製ローズマリー味。めちゃ簡単です。

・強力粉 300g 塩3g 砂糖5g イースト10g

・じゃがいも130g ゆでてマッシュしておく

・ゆで汁 160cc + オリーブオイル 30g

粉類の中に、ジャガイモをゆで汁を少し冷ましたものとオイルを入れて箸で適当にまぜる。

柔らかくマッシュしたジャガイモを加え、5分こねる。

オイルを塗ったボールに移し、一次発酵 30~40分(2倍)

パンチングで八等分し、成形。10分休ませて、190℃で15分。 

オリーブ、ローズマリー、岩塩を載せると完璧。なくても平気☆


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