きょうも、いいお天気だった

きょうも、いい天気だった

午前中、何をしていたのか？今は忘れてしまったが何時の間にか時間は１０時半を過ぎた。

きょうは膝の治療にホネツギ院に９時すぎに行く予定であったので急いで支度？をして出かけた。

外は以外に暖かく車の外気温計は１０度を示している。

お天気もいいし、何故か車の中は暑い感じだ。

前の席の両脇の窓を開けて走ると気持ちのいい、やや冷たい風が頬にあたる。

そのまま「ホネツギ院」まで車を走らせた。

一台しかない駐車場が幸いに空いていた。

医院も何時もは患者さんの方が犇（ヒシメ）きあっているのに空いていた。

少し待っただけで直ぐに治療を受ける。

その後この病院に備えてある上下振動器に乗りバイブレーションを身体にかける。

この上下振動が諸に身体　全体を揺さぶる。

たったの１０分間で結構　カロリーを消費するらしい？

治療が済み、その足でベルクの午後の囲碁教室に行った。

教室には一月ぶりくらいだ。

火曜日は手話の日で、ついつい囲碁教室を休んでいたのだ。

知り合いのS さんから新年の挨拶をされた。

早速　今日の相手を願う。

試合は三試合で二勝したほうが、きょうの勝者となり勝ち負け表に○印と×印を勝者が入れる。

このSさんは五段で私は何時もカモにされていた。

盤に４目を並べ試合が始まった。

一局目は６目の差で私が勝った。

これまでS さんとの数年にわたる対局で勝ったのは今回が初めてではないか？

何時も連荘（レンチャン）で二敗している。

S さんが並べられた盤面をみながら

「まいったな～～」と言われる

私が次の対局の為に４目を置いたところで少し雑談を始められた。

「きのうの大会では全敗だったよ・・・」

「きのう大会があったのですか？」長く休んでいたので全く知らなかったのだ！

「そう　きのう　あったのですよ」

「あら～～」と言ってしまったと思う。

「何かあったの？」

「いえ　別に・・・」

なにやら、かにと７～８分雑談して二局目が始まる。

先ほどと随分打ち方が違ってきた。なんと雑談で気分転換をされたようだ。

私は四隅を守り確保！見れば中央への出口が見当たらない！負けた！と一瞬思う。

よく盤面を見直す。

僅かの可能性を見て中央に飛び出す。

待ってましたと、からめてから根元を先ず切られる。

そこにS　さんの失着が生じた。受け損じ？か見落としである。

形勢は一瞬で逆転したのだ。暫く盤面を見ながら「投了」を告げられた。

それでも４０～５０分は掛かっていた。

「いや～いいお年玉を頂きました」と礼を述べた。

「コリャ～今年は大変だ～～」といわれながらお互いに席を立ち次の対局者を探す。

教室の中を見渡すと仲良しの？方が対局中だった。

この方の対局を見にソバに行くと盤面は既に終盤であった。

数分で終了した。並べると私のお友達が８目の負けであった。

次に私と対局する。

お互いに初段である。握りで私が黒石をもつ。

調子よく打ちすぎで１０目以上の差で一局目は私が負けた。

次は慎重に打ちすぎて盤面は小さくなりオマケに大きな錯覚をしていた。

途中で「投了です」と負けを告げた。

友人は実にいい顔でニッコリと笑う。

ほんとのところ彼は今まで私のカモでもあったのだ。

今まで彼に負けたことがなかったのだ。多分初めて私が彼に負けたのでは？

柳の下に泥鰌は二匹いなかった。

局後に見落としの盤面の検討をしたがお互いに局部を細かく覚えていないので検討にならなかった・・・。

でも「ここに一手入れて置けばなんにも問題はなかったのにね～」と慰められた。

一勝一敗でいいか？きょうのところはこのくらいで帰ろう・・・。

帰りの車は道路も空いていて気持ちのいい帰路であった。

きょうもいいお天気だった。午後４時近いのに未だ明るい！

春はすぐそこだ！