昨日は久しぶりに不入斗プールに行く。顔馴染みの方々に合う。「よう、久しぶり!」「どういう風の吹き回しかな?」「いや~、時には顔を出さないと、(私も)もう耄碌して来たのでみなさんから忘れられますからね!」「今日はOさんが来たせいかプールが何時もより混んでいるようだ」 . . . 本文を読む
今、思うと中央のゲージの針が傾斜したのは危険信号だった。(鋼材が既に数分前に降伏点に達していたと思う)不注意に台の下に入った私に落ち度があるが、私が外に出るのを待って潰れたとしか思えて仕方がない。
私が助かったのは、ただの偶然の出来事とは今もって思えないのである。 . . . 本文を読む
我が家のお隣のお家の立替工事が18日から始まり最初は庭木の伐採で随分と我が家も明るくなり、コレはこれは(明るくなった)と驚いたものだ。
お隣の建物の全ての窓枠が外され屋根瓦がシュートで降ろされ、次々に裸の家の姿が露出する。
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技術屋として昭和40年頃か地方に赴任し、ある特殊作業の為の特殊作業台(直径10mの円形)の強度試験をしていた。作業台に荷重替りに鉄筋を段階毎に数百キロづつ載荷して何トンまで可能か極限実験をした。 . . . 本文を読む
まだ小学校に入ったか入っていないか、よく覚えていない時のことである。
近所に大きな銭湯があった。子供達は、この銭湯が大好きである。
広い浴槽で泳ぎ、飽きれば天井近くの回転窓の紐を手繰りながら風呂場の壁をよじ登る、
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「お兄ちゃん、うち マンション買ったんだけど地震に大丈夫かな~ァ」電話の向こうで妹のノンビリとした声が聞こえる。
「エッ 何だって? マンション買った?」
「何処に買ったのだ?」
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“尊厳死”選んだ吉村昭さん、看病の長女に「死ぬよ」
膵臓(すいぞう)がんで7月31日に亡くなった作家の吉村昭さん(享年79歳)の最期は、自らの尊厳で選んだ覚悟の死だったことを24日、妻で作家の津村節子さん(78)が明らかにした。
津村さんによると、吉村さんは死の前日の30日夜、点滴の管を自ら抜き、ついで首の静脈に埋め込まれたカテーテルポートも引き抜き、直後に看病していた長女に「死ぬよ」と告げたという。遺言状にも「延命治療はしない」と明記していた。
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昨日の瓦の事で昔のことを思い出し、そんな事もあったな~ァと言う話です。
昭和33年頃か私が東京 銀座で6階建てのビル建築の工事中の現場員(監督)として勤務していた時のことです。
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「あッ」と鋭い声が教室内に上がる。振り返ると「画面が消えた、どうしよう?」生徒さんの困惑した顔が見える。
指導員が側に寄り、マウスを取り少し動かす。「あれッ まァ (画面)出たわ」今度は驚きの声である。 . . . 本文を読む
私は早朝 陸上競技場に「歩たり」「太極拳」の練習に行く、その為に車で出かける。
家を出るのは午前5時前後である。交差点の信号は時に点滅信号の時もある。早いもので、早朝は、もう既に少し薄暗く感じる。ついこの前 . . . 本文を読む
私の経験では食料難は戦後にやって来た。
それは昭和21年 両親が外地から帰国してからである。
一家揃って一つ屋根の下での楽しい生活が始まったのはいいが早速直面したのは食料難である。
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父は釣りが趣味で、よく私を連れて瀬戸内海の海岸の護岸で釣りをしました。
護岸は間知石積みが海面から3~4mあり幅30cmくらいの犬走りと、その上に45度くらいの傾斜の付いた土羽が同じく . . . 本文を読む