
昨日、「健康太極拳」の東京大会に参加しました。

久し振りに見た会場の体育舘近くの春の隅田川の風景です

開催前の会場です
大会は中々の盛況であった。
若い方からお年寄りまで幅広い層による会員の参加で開会の挨拶のあとに早速始まった「師範」全員の表演を見る。
我輩の周りに座っておられた方々の何かを得ようとする真剣な眼差しには、ああ、何処の教室、大会も同じだな~ァ と感じたものだ。
我輩も数十年前に太極拳を習い始めた頃を思い出す。
指導員による模範表演と解説には、よく見える場所に席を立って移動して見て解説を聞いたものである。
初心者当時の我輩は場内をひっきりなしに動きまわり、少しでも新しい情報を得ようとした。
午前中はエキビジションで「大極築基功」「簡化24式太極拳」「太極剣」「規定楊式」があり、なかでも「大極築基功」は初めて見るもので、なるほど、これは我輩のような“年寄り”向きだな~と思った。
最初の出だしは非常に単純で緩慢であるが、そのうち動作が何となく複雑になり、コリャ覚えるのも大変だと思ったものだ。
時間は10分近く掛かったのでは・・・?然し、いいものを拝見することができた。
どこか、なんとなく「益気功」に似ている。
一度習ってみたい欲望も湧く。「ツルギ」「楊式」は期待以上のものであり大変参考になった。
今回の参加費は3千円で昼食付であり、且つ、例の高齢者(75歳以上の参加者)にはシャツをプレゼントと言う、我輩が今までに経験のない安価な参加価格であった。
これではシャツ代で、協会はご破算だな!なんだか申し訳ないようだ。おまけに「祝 寿」の最中まで頂戴した。

戴いた長寿のお祝いのシャツです。
昨日の汗が沁みている?
鶴のデザインが気にいりました。
若しも亀でしたら我輩の姿そのままになります。
午後は、この会の教室の日頃の練習成果の発表である。
我輩の教室の出番は4番目で、一教室10分くらいである。
この「健康太極拳」は動きが非常にユックリしていて24式でも8分~10分掛かるのだ。
24式太極拳はユックリやれば、やるほど身体にきつい!10分近くかかってやるには技術(?)がいるし、体力も必要だ。
我輩の教室の表演は無事終わる。
他の教室を少し見て参加した3人の我々は、遠いので、もう帰るか?と言うことになった。
この会の24式の時間が長いといったが、我輩がこれまで習った太極拳では5分少しである。
武術太極拳は大体5分10秒~30秒である。
6分を超えると試合では失格になる(詳しい規定は忘れましたが?)それに決められた時間を越えると1秒につき0.1点の減点となる。
0,1点が減点されると、10秒経過すればその時点で最下位が保証されたようなものである。
大昔、我輩が東京の全国大会に初めて出場した時には、流石に気が挙がって終盤のところで動作を忘れて動きが一瞬止まった。
シマッタ!と、もう、その続きをする気力を失ったものだ。
立ちあがったところで審判席に向かい
「棄権を申し出ます」
と拳礼をした。
審判長から返礼があったので絨毯(8m×12m)の試合場から退場した。
退場したところに我輩の知り合いの方が受付に居られて、声を掛けられた。
「どうして途中で止められたの?」
「うん、動きが判らなくなったんだ!」
「でも、全く忘れた訳でないでしょう?思い出さなかったの?」
「いや~立ち上がった途端に思い出しましたが既に遅いと思ったのです」
「でも、間違っても続けるのが礼儀ですよ!」
と叱られた。
そこへ審判席から係りの方が見えて
「審判長からですが、もう一度出場しませんか?と言われています。但し1点の減点をされますが・・?」と我輩に伝えられたのだ。
あとで聞くと、この審判長の方の申し出は異例中の異例であったようだ(規定にはあるようだが、このように審判長からの言葉はないようだ)。
全国大会では先ずないことと言う。
現在ではあり得ないと言うことだ。
昔の試合は全国大会でも長閑でしたね~ェ。懐かしい・・・。
然し、阿呆な我輩は、いとも あっさりと辞退したものだ。
今、思うと、なんと思いあがっていたのかと後悔しきりである。
現在も当時の思慮のなさは苦い思い出となって残っている。
然し、帰りは大変だったね。凄い雨と風に見舞われた。
頭の弱い我輩の日頃の行いがよくないらしい?
何か思い当たる?
う~ん、この歳ではイロイロと有り過ぎて困る!

久し振りに見た会場の体育舘近くの春の隅田川の風景です

開催前の会場です
大会は中々の盛況であった。
若い方からお年寄りまで幅広い層による会員の参加で開会の挨拶のあとに早速始まった「師範」全員の表演を見る。
我輩の周りに座っておられた方々の何かを得ようとする真剣な眼差しには、ああ、何処の教室、大会も同じだな~ァ と感じたものだ。
我輩も数十年前に太極拳を習い始めた頃を思い出す。
指導員による模範表演と解説には、よく見える場所に席を立って移動して見て解説を聞いたものである。
初心者当時の我輩は場内をひっきりなしに動きまわり、少しでも新しい情報を得ようとした。
午前中はエキビジションで「大極築基功」「簡化24式太極拳」「太極剣」「規定楊式」があり、なかでも「大極築基功」は初めて見るもので、なるほど、これは我輩のような“年寄り”向きだな~と思った。
最初の出だしは非常に単純で緩慢であるが、そのうち動作が何となく複雑になり、コリャ覚えるのも大変だと思ったものだ。
時間は10分近く掛かったのでは・・・?然し、いいものを拝見することができた。
どこか、なんとなく「益気功」に似ている。
一度習ってみたい欲望も湧く。「ツルギ」「楊式」は期待以上のものであり大変参考になった。
今回の参加費は3千円で昼食付であり、且つ、例の高齢者(75歳以上の参加者)にはシャツをプレゼントと言う、我輩が今までに経験のない安価な参加価格であった。
これではシャツ代で、協会はご破算だな!なんだか申し訳ないようだ。おまけに「祝 寿」の最中まで頂戴した。

戴いた長寿のお祝いのシャツです。
昨日の汗が沁みている?
鶴のデザインが気にいりました。
若しも亀でしたら我輩の姿そのままになります。
午後は、この会の教室の日頃の練習成果の発表である。
我輩の教室の出番は4番目で、一教室10分くらいである。
この「健康太極拳」は動きが非常にユックリしていて24式でも8分~10分掛かるのだ。
24式太極拳はユックリやれば、やるほど身体にきつい!10分近くかかってやるには技術(?)がいるし、体力も必要だ。
我輩の教室の表演は無事終わる。
他の教室を少し見て参加した3人の我々は、遠いので、もう帰るか?と言うことになった。
この会の24式の時間が長いといったが、我輩がこれまで習った太極拳では5分少しである。
武術太極拳は大体5分10秒~30秒である。
6分を超えると試合では失格になる(詳しい規定は忘れましたが?)それに決められた時間を越えると1秒につき0.1点の減点となる。
0,1点が減点されると、10秒経過すればその時点で最下位が保証されたようなものである。
大昔、我輩が東京の全国大会に初めて出場した時には、流石に気が挙がって終盤のところで動作を忘れて動きが一瞬止まった。
シマッタ!と、もう、その続きをする気力を失ったものだ。
立ちあがったところで審判席に向かい
「棄権を申し出ます」

審判長から返礼があったので絨毯(8m×12m)の試合場から退場した。
退場したところに我輩の知り合いの方が受付に居られて、声を掛けられた。
「どうして途中で止められたの?」

「うん、動きが判らなくなったんだ!」

「でも、全く忘れた訳でないでしょう?思い出さなかったの?」

「いや~立ち上がった途端に思い出しましたが既に遅いと思ったのです」

「でも、間違っても続けるのが礼儀ですよ!」

そこへ審判席から係りの方が見えて
「審判長からですが、もう一度出場しませんか?と言われています。但し1点の減点をされますが・・?」と我輩に伝えられたのだ。
あとで聞くと、この審判長の方の申し出は異例中の異例であったようだ(規定にはあるようだが、このように審判長からの言葉はないようだ)。
全国大会では先ずないことと言う。
現在ではあり得ないと言うことだ。
昔の試合は全国大会でも長閑でしたね~ェ。懐かしい・・・。
然し、阿呆な我輩は、いとも あっさりと辞退したものだ。
今、思うと、なんと思いあがっていたのかと後悔しきりである。
現在も当時の思慮のなさは苦い思い出となって残っている。
久し振りに大会に参加して、なにかと回想した “くそ爺“だった。
然し、帰りは大変だったね。凄い雨と風に見舞われた。
頭の弱い我輩の日頃の行いがよくないらしい?
何か思い当たる?
う~ん、この歳ではイロイロと有り過ぎて困る!
太極拳は全く分かりませんが、大会会場の写真を見ると緊張と血のたぎりを覚えますね。
osamuさんの太極拳の表演(?)を見たいですね。
長寿祝いのシャツよき記念品ですね。
大会参加おめでとうございます。そしてお疲れ様。
なにせ、太っていますので身体が言うことを聞きません。帰宅後カミさんに
「おい、足の筋肉が痛い膏薬を貼って呉れよ」
「少しは歳のことも考えなさい!」
「○○と△△に貼る膏薬はないよ!」
腹立ったですね~。それでも、なんとか貼ってくれました。一言多いのですよ!
どうも口から先に生まれたのではと疑います。