我家の狭さが最近 気になり始めた。
私の年齢の所為ですか?廊下を歩いても曲がる時に廊下の壁に肩をぶっつけたり、少し物を持って入ると蟹ではないが廊下を横歩きせねば成らない。
これは廊下が狭いことでもあるが、部屋も経年による不要(?)な物が溜まったのか狭い!捨てればよいのだが捨てきれない。
ここに問題もあるが、なんと言っても根本的なものは日本の住宅事情に拠るものと思う。私の家は私のモノグサと経済力の関係から建売である。
家を購入するときに一番 気にしたのは価格と日当たりで、後は敷地地盤と建物の構造である。
次に間取りでコレはカミさんに任せた。
現在、我家の狭さが気になる遠因に建売住宅の「住宅のモジュール(module)」にあると思う。 廊下、部屋、押入れ 等 の基本的な尺度が心持ち寸足らずになっているのでは?と感じる。
余裕が感じられない!その点 田舎の家の尺度は2~3点取り上げても、廊下が4尺(1.2m)和室部屋には片側に箪笥置き場になる2.0尺前後の板の間があった。
仏間もあり仏壇も安置できる。階段も幅員は4尺で手すりが付いていて蹴上は(5~6寸)踏面(8寸以上)共に充分な寸法である。
骨組みも柱は標準で大体5寸と決まっていた。現在は基準法で10cm(3寸3分)以上となっているが我家のように「ツウーバイフォー工法」では2インチ×4インチが基準では、なにか物足りなさを感じる。
購入時一応は調べたが当地の販売の建物は「ツーバイフォー工法」によるものと「軽量鉄骨工法」が少しあるのみで選択の余地がなかった。
グダグダ泣き言を言っても仕方ないが、もう少し自分が歳を取ったときのことを考えて住宅を見るのだった。
これも後悔の一面か?若いときには自分が老いるなど念頭に無かったように思う。
まさか自分が歩くことさえ不自由になるなど想像もしなかった。
若い時分、設計部に在籍中、ある家の建設用 打ち合わせ平面図を引いたことがあるが、その図面を持ってお客さんと打ち合わせをされた担当営業重役が帰社してから私は散々小言を言われた。
曰く、仏壇の置き場所がない!もの置きの場所が少ない! 廊下の幅が狭いのでは? 部屋にゆとりがないようだ? 階段がキツクなるのでは? 玄関に階段をつけては車椅子が使えない!
散々文句を言われたが設計条件の確認を行ったら重役自身余り細かいことの打ち合わせをしていなかった。
私自身、当初 重役から渡された一片の敷地図、家族構成と希望建坪くらいでこれだけでよいのかな?と疑問の思いで質問をしたのだが、それは今日打ち合わせた後で知らせる。
と言うことだったので取り合えず打ち合わせ用たたき台の簡単な平面図と急ぎ引いたものでした。
大きなことのみ決めて細かいことは後で設計担当とするように相手に言っていたのだ。
車椅子など設計条件に無かったが兎に角 謝罪して図面を根本的に書き直したことがあった。
建坪の割りに希望の部屋数が多いのも気になったが私の勝手で部屋を減らして書いたものも付け加えた。お陰で徹夜仕事であったが・・・
今、そのお返しを私自身痛切に受けている感じである。
このような話もある。
或るときお釈迦様のところに一人の男が来て
「家が狭く寝る場所もない!どうしたらいいのでしょう?」と聞いた。お釈迦様は
「家の中には何がありますか?」
「ハイ 牛が10頭居ります、この牛は初め1頭でしたが一生懸命働いてやっと10頭になりました、大切な牛です」
「では、家の外に囲いを造り今夜は牛を1頭 外の囲いに出して寝なさい、そして毎夜1頭づつ外に出して寝なさい、10日経ったら又私のところに来なさい」10日の後にこの男がお釈迦様のところに来て
「お釈迦さま、家が随分と広くなりました」
この話をカミさんにすると
「内(ウチ)にも大きな牛がいるようだね・・・」と抜かした!
日本の平均住宅面積と平均価格の変化
住宅工法別建設費と面積 平均住宅面積128.8㎡
住宅に関する各種資料(個人HP)
私の年齢の所為ですか?廊下を歩いても曲がる時に廊下の壁に肩をぶっつけたり、少し物を持って入ると蟹ではないが廊下を横歩きせねば成らない。
これは廊下が狭いことでもあるが、部屋も経年による不要(?)な物が溜まったのか狭い!捨てればよいのだが捨てきれない。
ここに問題もあるが、なんと言っても根本的なものは日本の住宅事情に拠るものと思う。私の家は私のモノグサと経済力の関係から建売である。
家を購入するときに一番 気にしたのは価格と日当たりで、後は敷地地盤と建物の構造である。
次に間取りでコレはカミさんに任せた。
現在、我家の狭さが気になる遠因に建売住宅の「住宅のモジュール(module)」にあると思う。 廊下、部屋、押入れ 等 の基本的な尺度が心持ち寸足らずになっているのでは?と感じる。
余裕が感じられない!その点 田舎の家の尺度は2~3点取り上げても、廊下が4尺(1.2m)和室部屋には片側に箪笥置き場になる2.0尺前後の板の間があった。
仏間もあり仏壇も安置できる。階段も幅員は4尺で手すりが付いていて蹴上は(5~6寸)踏面(8寸以上)共に充分な寸法である。
骨組みも柱は標準で大体5寸と決まっていた。現在は基準法で10cm(3寸3分)以上となっているが我家のように「ツウーバイフォー工法」では2インチ×4インチが基準では、なにか物足りなさを感じる。
購入時一応は調べたが当地の販売の建物は「ツーバイフォー工法」によるものと「軽量鉄骨工法」が少しあるのみで選択の余地がなかった。
グダグダ泣き言を言っても仕方ないが、もう少し自分が歳を取ったときのことを考えて住宅を見るのだった。
これも後悔の一面か?若いときには自分が老いるなど念頭に無かったように思う。
まさか自分が歩くことさえ不自由になるなど想像もしなかった。
若い時分、設計部に在籍中、ある家の建設用 打ち合わせ平面図を引いたことがあるが、その図面を持ってお客さんと打ち合わせをされた担当営業重役が帰社してから私は散々小言を言われた。
曰く、仏壇の置き場所がない!もの置きの場所が少ない! 廊下の幅が狭いのでは? 部屋にゆとりがないようだ? 階段がキツクなるのでは? 玄関に階段をつけては車椅子が使えない!
散々文句を言われたが設計条件の確認を行ったら重役自身余り細かいことの打ち合わせをしていなかった。
私自身、当初 重役から渡された一片の敷地図、家族構成と希望建坪くらいでこれだけでよいのかな?と疑問の思いで質問をしたのだが、それは今日打ち合わせた後で知らせる。
と言うことだったので取り合えず打ち合わせ用たたき台の簡単な平面図と急ぎ引いたものでした。
大きなことのみ決めて細かいことは後で設計担当とするように相手に言っていたのだ。
車椅子など設計条件に無かったが兎に角 謝罪して図面を根本的に書き直したことがあった。
建坪の割りに希望の部屋数が多いのも気になったが私の勝手で部屋を減らして書いたものも付け加えた。お陰で徹夜仕事であったが・・・
今、そのお返しを私自身痛切に受けている感じである。
このような話もある。
或るときお釈迦様のところに一人の男が来て
「家が狭く寝る場所もない!どうしたらいいのでしょう?」と聞いた。お釈迦様は
「家の中には何がありますか?」
「ハイ 牛が10頭居ります、この牛は初め1頭でしたが一生懸命働いてやっと10頭になりました、大切な牛です」
「では、家の外に囲いを造り今夜は牛を1頭 外の囲いに出して寝なさい、そして毎夜1頭づつ外に出して寝なさい、10日経ったら又私のところに来なさい」10日の後にこの男がお釈迦様のところに来て
「お釈迦さま、家が随分と広くなりました」
この話をカミさんにすると
「内(ウチ)にも大きな牛がいるようだね・・・」と抜かした!
日本の平均住宅面積と平均価格の変化
住宅工法別建設費と面積 平均住宅面積128.8㎡
住宅に関する各種資料(個人HP)
物であふれて気がつき、まとめてしっかり処分をするのですが、ふっと見るといつの間にかまた、あふれています。
そんなことの繰り返し、、捨てるならはじめから取っておかなければいいのですが、それが出来ないのです。不思議ですね~
もったいない精神でも使わなければ、ごみですからね