還り見れば酔生夢死か?

80歳代の聾人でネットの話題を書いています。足が悪いので家で得ることが出来るネット情報と私自身の唯我独尊の偏向文です。

ただいま~・・と帰れる家

2013-10-09 20:10:57 | 日常生活

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http://mainichi.jp/opinion/news/20131004k0000e070211000c.html 以下全文

しあわせのトンボ:人それぞれの「ただいま」=近藤勝重

毎日新聞 2013年10月04日 12時40分

 帰宅時、たいていの人が「ただいま」と声を上げる。家族がいれば誰かが「お帰り」と迎えてくれる。「ただいま」はもともと「ただいま帰りました」のあいさつ語だが、「お帰り」の声とともに「ただいま」だけになったのだろう。

 さて、その「ただいま」には一日のさまざまな思いが込められている。こんな川柳がある。

 「ただいま」と小さな嘘(うそ)を抱きかかえ

 MBSラジオの川柳番組「しあわせの五・七・五」に寄せられたラジオネーム、すいふようさんの作品で、選者役で出ているぼくの印象に残った句だ。

 この句は「小さな嘘」だから、親には言いたくないことがある子の思いと理解できる。当然、「ただいま」と一緒の「大きな嘘」もあるはずだ。

 リストラされて失業中なのに、家族には内緒にして仕事探しに出掛けているお父さん。病院でがんを告知されての帰宅ながら、家族にはまだ言うまいと思いつつ玄関のドアを押すお父さん。やましい思いとともに帰宅したお父さん……と父親に限ってもいろいろ想像できる。

 ちなみに「ただいま」と人間心理の関係を周囲で聞いてみたところ、男性では普通の帰宅なら、「ただいまー」と「ま」が伸びるが、ウソを抱えての「ただいま」だと、「ま」が弱々しくなる、という人がいた。それに対し、いや、違う、とこんなことを言う女性もいた。

 「ウソを抱えての帰宅の場合、家に入る前に、よしっと気合を入れて気持ちを整えますので、『ただいまっ』と『ま』に力を込めた言い方か、わざと声を弾ませるかのどちらかじゃないでしょうか」

 人それぞれの「ただいま」ながら、こういうあいさつ語は習慣性のものなので、他の言葉に言い換えられることはほとんどない。しかしそうだからこそ、そこにどうしようもなく人間心理が出るわけだ。まして大小のウソを抱えていれば、なおさらだろう。

 耳慣れたあいさつ語に声音、言葉の抑揚、間のおき方や区切り方などに変化があれば、「おやっ」ぐらいは思ってよさそうである。

(専門編集委員)

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つぶやき

 「ただいま~」・・と声を上げても私は耳が聞えない。カミさんの姿を見て「おや 居たのだ」と思うくらいだ。

 家に帰った時は大体 お昼 ときだ。カミさんの声は決まっている。

「あんた もう(昼食)済んだ?」 か? 「何にする?」 だ。 答えも大体・・・

「何がある?」 「蕎麦?ラーメン?」 の返事は何れもインスタントである。

「なんでもいいよ」 と言いながらできて出されたものにケチをつけるのも  いつものことである。

「あまり美味くないな~ ・・・」           カミオさん     

黙って食べれば いいのだが・・・つい ヒトコトが出る。    

 

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