日々是迷走中

まったく同じ名前のブログがあるけど、gooのがあたしの。
自称永遠の八歳。
ただし他称、宇宙人。

一月の思い出

2012-01-17 09:56:58 | 女の子だってたいへんなのよ
一月になると、思い出す。

昔、毎年、年賀状をいただいていた方がある。
正月になるのがうれしくて、中学生のあたしはそわそわしながら料理や掃除の手伝いをして
ご褒美の「最初に年賀状を受け取る係」をゲットしていた。

当時は家族も多くて、千枚を超す賀状の中から、その一枚を見つけ出すのがうれしかった。

中学生といえば、ちょっと恋心とかも芽生えはじめていて、ほのかな憧れに頬がほてった。

ふと、思いついてしまった。
「写真、ほしいなぁ。」
でも、恥ずかしい、という気持ちを知ってしまった頃だったため、どう言い出したらいいのか、
かいもく見当がつかない。
子供の頃だったら、あるいは、憧れとか知らない間だったら、堂々と切り出せたのに。

で、考えに考えて、年賀状に、書いた。

「毎年、賀状をありがとうございます。
 でも、わたくしは、あなたの顔を知りません。
 教えてください。」

これで、彼からは「写真、あげます」と、来るに違いない。

わくわくしながら、翌年の賀状を探した。


来なかった。

翌年も、その翌年も、今でも、こない。


寂しいと思ったけど、言い出して一年もたっている(なにしろ年賀状だから)もんだから、
いまさら、何をどう言えばいいのか、わからなかった。
なぜ寂しいと思うのか、も、自分でも「よくわからない」のだ。
高校生になっていた。
母に言ったら「学年が変わったから、交友関係を整理したのでしょ。」と、あっさり言われた。


その後は、受験や課題や部活で忙しく紛れて暮らしてきたけれど。
今でも、年賀状の季節になると、ふと思い出してしまうのです。

元気かな?と。
そして、若かった(青かった?)自分をも、思い出します。
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2 コメント

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Unknown (まきぼう)
2012-01-17 13:21:52
すまん、やっぱきみんちの状況は、
見えないわ~。

学年が変わって交友関係を整理するのは、
あたしのまわりでは、同じ学校の生徒や講師等、
学校関係者のみ。
同じ学校なら他学年でも顔は知ってる。

顔を知らないのに賀状を送ってくるのは、
実父の仕事相手だけだった。
これはあたし宛の賀状じゃないから、
あたしが返信することはない。
あたし宛で、顔を知らない相手から賀状をもらったことは、
ネットで顔よりイイもん知ってる動物仲間は別枠として、
それ以外では、一度もない。

顔を知らない相手なのに、憧れを抱くほどの、
一言ぐらいは直筆が添えてあるんだろう賀状が、
家族宛じゃなく自分宛に届く、とは。
どんな状況なんだろなー。

あ、正解は言わなくていいよ。
こういうのは勝手に想像してるほうが楽しいからねw
返信する
そっか^^ (otikomi)
2012-01-18 12:27:02
じゃぁ、詳しい状況を書くのは、もうちょっと
待つわ~^^

少しの間、想像を楽しんでくんろ~(笑)
返信する

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