朝。車庫の裏口に、黄色がかったオレンジのキャリーケースと、ひとかたまりのゴミ袋。
誰だ?他人ちの庭に。。。。
と、ぶつくさ(内心)思いながら近寄ったら、キャリーに猫が入ってる!!
ゴミ袋、まさかと思いながらこそっと開けて覗いたら、パウチが数箱。
それと赤い散歩紐。
子猫とかではなかったので、ホッとする。
キャリーの中の猫は、年取った感じで、ひどくやせていた。
物憂げに見上げた片目が、ぽっかりと穴。
うげ、どういうことだよ。
とりあえず、そのまま病院に走った。
しばらく待って診察が始まり、まず体重を量りましょう、と看護士さんがキャリーから抱き上げて悲鳴を上げた。
先生と話していたのを止めて見たら、どばどばどばと流血!!しているではないか。
看護士さんたちもあたしも、みんなあわててしまったが、先生がすばやく観察。
『あ、これは・・・・ひどいな。』
悪性腫瘍の末期、お腹が開いている。
目の手術の相談は中止だ、って。
『今は、目とか言ってる場合ではないよ、生きるか死ぬかの問題が先!』
で、悩んだけど、急遽、摘出手術をお願いする、ということになって。
このままでは貧血で手術中に亡くなる可能性が高い、ということで、輸血問題になって。
『五キロ越えの子、連れてきて。』
とりあえず、点滴しながら血液検査。『数値が最悪だ・・・』
あわてて自宅に戻って、一匹とっ捕まえてキャリーに放り込み、泣き喚くのをなだめながら運転途中に
病院からの着信。
もうすぐ到着ですから、と電話を切って。
せっかく台風を連れていったのに、輸血の必要なくなりました。
そりゃぁ、ね。
二十万以上もの手術費用をどこからどう捻出しようか、って、悩まなかったって言ったら嘘になりますけども。
こんな結末、猫に対して失礼だろうよ、元の飼い主さんよ。
あたしにだって、失礼だよ。なんでこんな悲しい思いをしなくちゃならないの?。。。(・_・、)
エコーで見たら、胸にもどこにも転移しまくり。
猫は、まるで覚悟を決めたみたいに、静かで、気品があった。
凛とした、というか。神々しくさえあった。
もう、枯れる寸前、みたいな見た目なのに。
そして、静かに静かに、苦しまずに逝った。一声もあげずに。
せめて、あと二ヶ月でも早かったら、って。
違うでしょ、なぜもう一日待ってあげられなかったの?って。
混乱してます。
山に、穴を掘って埋めましたけども、名前もわからない、どう供養してあげたらいいのか。
捨てられていたから「ステラ」と呼びます。
飼い主さん、せめて、呼びなれた名前だけでも、どっかに書いておいてほしかった。
治療費出せとは言いませんから、名前を教えてほしいなぁ。
と、ここに書いても、見やしないんだろうけど、なんとなく。
今は、ひたすら、安らかにと祈るばかりです。(-人-)
病院のスタッフのみなさま、ありがとうございました。<(_ _*)>
誰だ?他人ちの庭に。。。。
と、ぶつくさ(内心)思いながら近寄ったら、キャリーに猫が入ってる!!
ゴミ袋、まさかと思いながらこそっと開けて覗いたら、パウチが数箱。
それと赤い散歩紐。
子猫とかではなかったので、ホッとする。
キャリーの中の猫は、年取った感じで、ひどくやせていた。
物憂げに見上げた片目が、ぽっかりと穴。
うげ、どういうことだよ。
とりあえず、そのまま病院に走った。
しばらく待って診察が始まり、まず体重を量りましょう、と看護士さんがキャリーから抱き上げて悲鳴を上げた。
先生と話していたのを止めて見たら、どばどばどばと流血!!しているではないか。
看護士さんたちもあたしも、みんなあわててしまったが、先生がすばやく観察。
『あ、これは・・・・ひどいな。』
悪性腫瘍の末期、お腹が開いている。
目の手術の相談は中止だ、って。
『今は、目とか言ってる場合ではないよ、生きるか死ぬかの問題が先!』
で、悩んだけど、急遽、摘出手術をお願いする、ということになって。
このままでは貧血で手術中に亡くなる可能性が高い、ということで、輸血問題になって。
『五キロ越えの子、連れてきて。』
とりあえず、点滴しながら血液検査。『数値が最悪だ・・・』
あわてて自宅に戻って、一匹とっ捕まえてキャリーに放り込み、泣き喚くのをなだめながら運転途中に
病院からの着信。
もうすぐ到着ですから、と電話を切って。
せっかく台風を連れていったのに、輸血の必要なくなりました。
そりゃぁ、ね。
二十万以上もの手術費用をどこからどう捻出しようか、って、悩まなかったって言ったら嘘になりますけども。
こんな結末、猫に対して失礼だろうよ、元の飼い主さんよ。
あたしにだって、失礼だよ。なんでこんな悲しい思いをしなくちゃならないの?。。。(・_・、)
エコーで見たら、胸にもどこにも転移しまくり。
猫は、まるで覚悟を決めたみたいに、静かで、気品があった。
凛とした、というか。神々しくさえあった。
もう、枯れる寸前、みたいな見た目なのに。
そして、静かに静かに、苦しまずに逝った。一声もあげずに。
せめて、あと二ヶ月でも早かったら、って。
違うでしょ、なぜもう一日待ってあげられなかったの?って。
混乱してます。
山に、穴を掘って埋めましたけども、名前もわからない、どう供養してあげたらいいのか。
捨てられていたから「ステラ」と呼びます。
飼い主さん、せめて、呼びなれた名前だけでも、どっかに書いておいてほしかった。
治療費出せとは言いませんから、名前を教えてほしいなぁ。
と、ここに書いても、見やしないんだろうけど、なんとなく。
今は、ひたすら、安らかにと祈るばかりです。(-人-)
病院のスタッフのみなさま、ありがとうございました。<(_ _*)>
ステラちゃん、どんなに嬉しかったことでしょう
ちゃんと飼い猫としての最後を迎えられたのですから…
元の飼い主には怒りしか覚えません
何故最後まで一緒にいてあげられなかったのか
何故放棄するようなことをしたのか
怒り心頭です
どんな事情があるにせよ、許せません
「5キロ越えの子」うちに2匹もいるので、
お近くだったらすぐに協力出来るのになぁ
特に醍醐は病院大好きな 変な猫ですからね
悔しいのと、何でなの? ・・・ こんなこと 平気で できることなのでしょうか・・・。
まったくもって 信じられません。
悔しいけど、otikomiさんだから 猫神様が託したんだと・・・。
きっと ステラちゃん ほっとしたんだと思います。
最後 安心したんだと思います。
辛いですね ほんと。
御疲れさまです・・
置いてった人に ふざけんなって言って怒鳴ってやりたいです。
ステラちゃん 最後は 何とかしようと頑張ってくれた人が 周りにいて 良かったね・・。
otikomiさん お医者さん ありがとうでした。
可哀想に かわいそうに おもいっきり抱きしめてなでなでしてあげたい
一声もあげずに ・・涙が止まりません
otikomi さん そばにいてどれほどお辛かったか ・・
色々な事情で治療ができなくても 飼い主さんが 抱きしめていてくれる人がそばにいいたら どれほど安心したでしょう
でも 最後はotikomi さんのいっぱいの愛情を全身で感じてたと ・・
猫まんまさんと同じ思いです
ステラちゃん あなたのことを心の底から心配してくれる人に
最後に出会えてよかったね 本当によかったね
首輪のない猫も祈ります
otikomi さん おつらい体験しましたね お察しします
元気出してくださいね
言い尽くせない文字です
ずっとずっと、考えてました。
キャリーに入っていた毛布は、真っ白くてふかふかで。
添えられてあったパウチは「13歳以上用」とあったので、年齢が解っているとすれば
おそらく子猫の頃から可愛がってきた子なのだと思われます。
あたしが、よそんちの猫の去勢・避妊まで自費でやってる、という話は、近所ではけっこう噂になってるみたいなので
これは「まったくの想像」なのですが、大手術を受けさせるだけの覚悟(お金も含めて)」がもてない飼い主が
なんとか助けたくて、泣く泣く手放した可能性も捨てきれないなぁ、と。
一族に生物学の教授とか大学(医学部)の教授とかぞろぞろ居ますし、あたしもイキモノにはかなり詳しいですし。
そういうことも近くの人なら知ってるだろうから情報も早いだろう、と、勝手に考えたのでは?と。
あたし自身が獣医だったらもっと簡単なんですけど、さすがに、そこまでは無理ですし。(-_-;)
ただの「おばはん」ですから。(;・∀・)
だけど、困ったときはなにしろ「何でもかんでも、少しのつてでもすがりたい」のでは?
猫は、自分の病気や怪我を極力隠すもので、発見が遅れたのかもしれません。
迷っているうちに病状が悪化して、にっちもさっちも、で、あたしを思い出した、のかも。
よく、教え子たちに「せんせ、せんせなら助けられるでしょ?」と
涙目でいろいろ持ち込まれたものです。
あの、毅然とした態度から考えると。
この先は、あたしの勝手な妄想ですが。
なくなく、飼い猫に言い含めたのかもしれない。
『あたしは、もうおまえを飼っておけない、親切な人のところに行って、助けてもらうんだよ。』
猫は、大好きな飼い主と別れる、ということで、命もあきらめたのかもしれない。
というか「もう、頑張らなくていいんだね」って、ほっとしたのかも。
あの神々しさは、そうだったかも?と考えるに十分なありさまでした。
猫って、そういうとこ、ありますでしょ?
飼い主のために、必死で生きている、って。
年取った子ほど、そういうのって、あると思う。言葉も通じるし。
そう考えると、手放した元の飼い主さんも、かわいそうです。
今は、もう怒りは消えて、助けてあげられなくて、ごめんなさい、というキモチです。
皆様のお心を乱したこと、ごめんなさいね。
優しい言葉の数々が、みんな、みんなの心に届きますように。
たくさんの飼い主さんや飼い猫さん、野良ちゃんたちが、幸せでありますように。
ステラ(仮名)ちゃんも、きっと、穏やかだったんですよ。
点滴したまんまで、静かに逝きましたもん。
亡くなると、点滴が入っていかなくなるんですよね。
本当に、眠るように穏やかでした。(T^T)
なんで、勝手にうらやましがったり、ねたんだりするんだ?って
ぶりぶり腹を立ててまして。
いかんなぁ、いかんぜよ、平常心が大事なんだよな、って。
猫には何の罪も無いのに、って、またかわいそうになって泣けて。
なんか、しばらく引きずりそうです。(-_-;)
人間ができてませんなぁ、我ながら。。。。。。。。(・_・、)
泣けてきますね ・・ お気持ち本当に心にしみます
otikomi さんを抱きしめて 一緒に泣きたいです
人のやさしさを知って でも捨てられ それでも 最後にやさしいotikomi さんの愛情に見守られて
静かに 静かに 眠るように虹の橋に旅立って ・・
ステラちゃん 幸せでした
悲しい時はいっぱい泣きましょう そうしましょう
otikomi さんの涙 やさしさがステラちゃんを包んでぽかぽかです
otikomi さん 元気だしてくださいねニャ(=^・^=)
助けられなかった悔しさで、情けなくて悲しくて。。。。。
自分の無力さを、これでもかと痛感しております。(-_-;)
悔やみきれない、という言葉の意味が、ひしひしとわが身にまとわりつき、離れません。
こういうときは、しょうがない。
どっぷり、悲しみに身をささげます。
見込まれたのに果たせなかったこと、忘れてはいけないのだから。
せめて我が家の子たちには、優しい手を忘れないようにしましょう、と。
はち、自分から、あたしの膝に乗ってくれるようになりました。
長い時間をかけて、ようよう前足を乗せ、もたれてくるのです。
なぐさめてくれてるのかも。
ありがと、って、なでなですると、くぷくぷ鼻を鳴らします。
いつか、ゴロゴロ喉を鳴らしてくれるように、なるかなぁ。と、ちょっと期待してしまったですよ。
そのうち、おしめがとれたら、もっともっとうれしいんだけど、過剰期待はしないに限りますよね^^;