小さな黒い縞々さんが居たのよね

昨日の朝、車の下から子猫同士のうなり声がしてて。

外猫さんたちの兄弟げんかかしらん、と、かがんでのぞきこんだら、ぴゅーーーっと出てきたのは、庭の子猫たち。
あ、やっぱり、と見たら、まだ車の下をめがけて、うなってる。

え？なんで？？

と思ったら。
タイヤの後ろから、おずおず顔を出したのは、ちぃっさい赤ちゃん猫！生後一ヶ月、経ったか経たないか、くらいの、なのね。

捨て猫か？

身体全体が汚れてる。前夜にこっそり捨てられたのとは違うような。
と、観察してたら、隙を見て、走りましたね、追う庭猫ズ、逃げるちび。

わわっわあ、追いかけたらダメよぉ、と、あたしまで追いかけてしまう、という。←間抜けだ。

体力がないらしく、せこせこ逃げる、ちびちゃん。塀の上を走る（実際はかなり遅い）
しかたないから、あたしも塀の上を走った。
とりあえず捕まえないと、危険だ。すぐ前は道路だし。
庭猫たちは、諦めたのか飽きたのか、追いかけてこない。

遅いんだよね。
捕まえられそうなのよ。
なのに、逃げるんだよね、必死で。

これは、もしかしたら野良の子なのかもしれない。
飼い猫の子が捨てられたのなら、人間に寄ってくる。
野良の子なら、母猫とはぐれた、のかもしれない。
だとしたら、母猫は必死に呼び鳴きして我が子を探してる。

そう思ったので、追うのを止めた。
野良なら、追ったら小さい子の体力を削るだけ、だ。

ちびさんは、どっかに隠れてしまった。
その場は、それでおしまい。

でも、日に三度は庭に出る。
そのたびに、つい目でチビ猫を探している。

洗濯物を干す。
ベランダから、いろんな隙間付近を眺めて探している。
見つからない。
どこかで飢えているのでないといいなぁ。
母猫が、見つけてくれてたら良いなぁ。
速く見つけてもらうんだよ、聞き耳たてて、頑張るんだよ。

そんなことを考えながら。
今からまた、猫の世話に行くのよ。



ここから書き足し。
今さっき、猫の世話終わって戻った、とこ。
今、朝の六時。

猫のボランティアさんが、虐待で捕まった、んだってね。
近所の人からの通報で、って、
まぁ。
家の中まで、入り込んで確認して通報した、のね。あらま。
いろいろ、考えてしまうわねぇ。。。。。
我が家も、ね。
留守にしてると、灯油を「少ぉしだけ」とか、コーヒーや砂糖を少量、みたいに、何回も何年も持って行かれてるよ。
減りが妙に早いから、ボケたかと思ってメモ書きして確認したの。
ということは。
ずかずか上がり込んで、お茶しながら、確認してる人、とか、居るのかねぇ。
ピアスとか、ちょっとしたものも無くなってるんだけど、ね。
猫が悪戯したのでしょ、と人は言うけれど。
猫は机の引き出しを開けるかもしれないけど、閉めて、までは、してくれませんよ。
バッグの中のお財布から、お札一枚だけ抜く、とかも、するかもしれないけど
抜いたお財布をまたバッグにしまってジッパー閉める、までは、たぶんしないと思う。

あたしは。
虐待してる、って思うんなら、一匹でもいいから引き取って世話してあげたらいいんでない？
虐待してるって言ってる人は、世話なんかしない人でないのかな？
自分が文句言う先に、手を伸ばせば良いんでないかな。
せっかく「猫が可哀想だ」とまで考えたんでしょ？
きっと、心根は優しい人なんだろうと思うのよね。

イライラ、というか、目くじら立てる人が、増えたよね。。。。
気持ちは分かるけど、さ。。。。。