日々是迷走中

まったく同じ名前のブログがあるけど、gooのがあたしの。
自称永遠の八歳。
ただし他称、宇宙人。

一年がたった 震災後二日目

2012-03-15 15:27:54 | 非日常
ともかく、愛車に積めるだけ詰めて。 段ボール箱に埋もれるようにして、発進。 大きいタンクの灯油も20リットルタンクに移し替えて、積んだ。 ガソリン満タンプラス携行缶に10リットル。 片道4時間、とりあえずは往復、なんとかなるべぇ。 ・・・・・・あまかった。 ものの一時間も走らないうちに、道はがれきで閉鎖されていた。 片付けの人たちから、危険だ、邪魔だ、と追い払われた。 だけど。 片付けの人た . . . 本文を読む

一年がたった 襲い来る余震の中を

2012-03-14 23:33:20 | 非日常
地震からあと、ひっきりなしに余震に見舞われていた。 最初こそおびえていたが、こうも数が多いのと、本震があまりにも大きかったせいで すっかり慣れっこになっている。 あー、また揺れてるねー、と言いながら、いろんなことを作業し続けた。 とりあえず、今日中に物資をかき集めて、明日の朝には出発し、三陸に行く。 そう決めたから。 買い置きのラーメン、お菓子類、箱買いしてあった飲み物、水。 ペットボトルに、念 . . . 本文を読む

一年がたった 八戸市舘鼻地区ー1

2012-03-14 12:24:28 | 非日常
とにかく、記録に残そう、残さなければ。 そう思って、いとこの家からの道すがら、カメラを向けた。 胸が痛かった。 一番最初に見て、廃業したのかと勘違いしたスタンド。 実は、これでも掃除したあとだったのだ。 翌日だったので、きれいになっていた、と聞いた。 当日は目も当てられなかったとか。 題字訂正。 舘鼻漁港、だって(汗) すみません、地域を拡大しすぎた。 . . . 本文を読む

一年がたった 震災翌日

2012-03-14 02:18:49 | 非日常
蕪島の様子で、鈍いあたしにも、ようよう「これは尋常では無い事態だ」ということが飲み込めた。 今までは「信じられない」「何かの間違いだ」と、無理矢理に、思い込もうとしていたのだ、と 今更ながら気がついてしまったのだ。 妹も、顔面蒼白。 しっかりと目を合わせ、二人とも無言のままで、うなずく。 ともかく、一刻も早く、いとこの家に行かなければならない。 それからは、どこをどう走ったのか、まったく記憶に . . . 本文を読む

一年がたった とりあえず、画像

2012-03-13 21:52:26 | 非日常
震災のこと、どう書いたら良いものか、悩みに悩んでいます。 とりあえず、先の記事で書いた、道路にあった家の写真でもアップして。 さらに考え中です。 大船渡、釜石、宮古。 探し回ったこと、どこからどう書いたらいいものか。 ・・・・なんでもないようなことを書いちゃうんだろうなぁ、という 悪い予感。(ー_ー;) 今、確認したら、画像、デカっΣ( ̄ロ ̄lll) サイズ、間違えた。 ごめん。軽 . . . 本文を読む

一年がたった テンプレートを替えました

2012-03-13 01:55:24 | 非日常
震災続きの記事なのですが、テンプレートを替えました。 写真をアップしたら、ページが重くなったから、です。 なかなか開かないと、そうでなくても内容がベタ重なのに、たまらんので。 続きの記事は、明日書きます。 なんだか、思い出すとせつなくて。 明日からの記事は、内容が少しどぎつくなるかもしれません。 可能な限り、おとなしく、カスカスに書くつもりではいますが。 厳しい現実がキツイ方は、どうぞスルーし . . . 本文を読む

一年がたった 震災当日から一夜明けて その三

2012-03-12 16:02:11 | 非日常
これは続きの記事です。 その一から、お読みください。 常日頃から、運転技術を豪語している手前、道幅いっぱいに斜めにある家をよけて 切れた鉄条網の隙間を縫って、なんとか向こう側に出た。 迂回しようとして気付いたのだが、ナビがへんてこになっている。 知らない町並みを表示してみたり、ぐるぐる動いたり、まるで迷っているようだ。 このカーナビ、どうしちゃったんだ? あたしから、方向音痴が伝染ったか? . . . 本文を読む

一年がたった 震災当日から一夜明けて  その二

2012-03-12 15:15:54 | 非日常
前の記事から続いています。 その一から、お読みください。 道路に横倒しになった「それ」は、確かに数日前見た漁船だった。 何が起こったのか、理解できなかった。 とりあえず、よけて前進していったら、路上にまた船。 奥の方には、タンクローリーも突っ込んだかっこうで停まっている気配。 信号は消えたまま、この船の少し先には、潮だまりのようなものができていて そこに鳥が群れていた。 何をしているんだろう、と . . . 本文を読む