ともかく、愛車に積めるだけ詰めて。
段ボール箱に埋もれるようにして、発進。
大きいタンクの灯油も20リットルタンクに移し替えて、積んだ。
ガソリン満タンプラス携行缶に10リットル。
片道4時間、とりあえずは往復、なんとかなるべぇ。
・・・・・・あまかった。
ものの一時間も走らないうちに、道はがれきで閉鎖されていた。
片付けの人たちから、危険だ、邪魔だ、と追い払われた。
だけど。
片付けの人た . . . 本文を読む
地震からあと、ひっきりなしに余震に見舞われていた。
最初こそおびえていたが、こうも数が多いのと、本震があまりにも大きかったせいで
すっかり慣れっこになっている。
あー、また揺れてるねー、と言いながら、いろんなことを作業し続けた。
とりあえず、今日中に物資をかき集めて、明日の朝には出発し、三陸に行く。
そう決めたから。
買い置きのラーメン、お菓子類、箱買いしてあった飲み物、水。
ペットボトルに、念 . . . 本文を読む
車と大きさを比較して。
2の船とは違うものです。
画像は震災翌日のものです、念のため。
現在はきれいになってます。
あとで、今の画像も撮ってきます。
後方に見えるのは、夢の大橋。 . . . 本文を読む
とにかく、記録に残そう、残さなければ。
そう思って、いとこの家からの道すがら、カメラを向けた。
胸が痛かった。
一番最初に見て、廃業したのかと勘違いしたスタンド。
実は、これでも掃除したあとだったのだ。
翌日だったので、きれいになっていた、と聞いた。
当日は目も当てられなかったとか。
題字訂正。
舘鼻漁港、だって(汗)
すみません、地域を拡大しすぎた。 . . . 本文を読む
蕪島の様子で、鈍いあたしにも、ようよう「これは尋常では無い事態だ」ということが飲み込めた。
今までは「信じられない」「何かの間違いだ」と、無理矢理に、思い込もうとしていたのだ、と
今更ながら気がついてしまったのだ。
妹も、顔面蒼白。
しっかりと目を合わせ、二人とも無言のままで、うなずく。
ともかく、一刻も早く、いとこの家に行かなければならない。
それからは、どこをどう走ったのか、まったく記憶に . . . 本文を読む
震災のこと、どう書いたら良いものか、悩みに悩んでいます。
とりあえず、先の記事で書いた、道路にあった家の写真でもアップして。
さらに考え中です。
大船渡、釜石、宮古。
探し回ったこと、どこからどう書いたらいいものか。
・・・・なんでもないようなことを書いちゃうんだろうなぁ、という
悪い予感。(ー_ー;)
今、確認したら、画像、デカっΣ( ̄ロ ̄lll)
サイズ、間違えた。
ごめん。軽 . . . 本文を読む
震災続きの記事なのですが、テンプレートを替えました。
写真をアップしたら、ページが重くなったから、です。
なかなか開かないと、そうでなくても内容がベタ重なのに、たまらんので。
続きの記事は、明日書きます。
なんだか、思い出すとせつなくて。
明日からの記事は、内容が少しどぎつくなるかもしれません。
可能な限り、おとなしく、カスカスに書くつもりではいますが。
厳しい現実がキツイ方は、どうぞスルーし . . . 本文を読む
これは続きの記事です。
その一から、お読みください。
常日頃から、運転技術を豪語している手前、道幅いっぱいに斜めにある家をよけて
切れた鉄条網の隙間を縫って、なんとか向こう側に出た。
迂回しようとして気付いたのだが、ナビがへんてこになっている。
知らない町並みを表示してみたり、ぐるぐる動いたり、まるで迷っているようだ。
このカーナビ、どうしちゃったんだ?
あたしから、方向音痴が伝染ったか? . . . 本文を読む
前の記事から続いています。
その一から、お読みください。
道路に横倒しになった「それ」は、確かに数日前見た漁船だった。
何が起こったのか、理解できなかった。
とりあえず、よけて前進していったら、路上にまた船。
奥の方には、タンクローリーも突っ込んだかっこうで停まっている気配。
信号は消えたまま、この船の少し先には、潮だまりのようなものができていて
そこに鳥が群れていた。
何をしているんだろう、と . . . 本文を読む