とりあえず、朝を迎えた。
電気は、まだきていなかった。
母の大きい兄の子、つまりいとこが、鮫という地区に住んでいる。
けっこう古い家に居るので、昨日の地震は大丈夫だったんだろうか、と心配して
ちょうど休みだった妹と一緒に、車でお見舞いに向かった。
あの大きさの地震だと、下手すりゃ横倒しだぞ。
何か手伝うことが、あるかもしれない。
湊のトンネルを抜けたら、地面が砂だらけ。
あいやー、誰か . . . 本文を読む
午後の、あの長い長い揺れがあってから。
みんな、片付けに追われていたようだった。
通りすがりの友人宅では、どこもみんな、大忙しだった。
物が落ちた、倒れた、壁がひび割れた。
あたしは、一個も落ちなかったんだよ、と偉そうに自慢したんだが。
実は、大黒柱が斜めに歪んでいた。とんでもない話である。
後で気付いたんだが、外壁、漆喰の壁、あちこちに亀裂が入っていたようだった。
扉が、微妙に傾いて、きっちり . . . 本文を読む
一年前の今日。
あたしは、前日亡くなったコーダを葬ろうとして、朝からさまよっていた。
コーダと離れがたく、まだ雪の残る山中に残すのがしのびなく、つらくて悲しくて。
コーダは8キロ超の巨大猫だが、か細い甘え声の、やさしい男の子だった。
腎臓が悪くて、最後にはやせて、キャットトンネルの中で、ピンクの毛糸だまを抱きしめて
亡くなっていた。
まだまだ、死ぬような状態ではなかったはずなのに、なんで?どうし . . . 本文を読む
三月三日は女の子のお祭りなので、テンプレートを取り替えた。
・・・・・。
友達んちと、同じになってる~^^;
仲良しだから、ま、いっか。
ぽこちゃん、ごめんよ。
三日が終わったら、また代えるから、ね~(汗) . . . 本文を読む