5月24日に高大連携授業がおこなわれました。
東海大学の先生をお招きして、おもちゃのデザインや仕組みについて、実際におもちゃに触れながら学びました。
何気なく使っているおもちゃにも多くの工夫がされていることに驚きながらも、楽しく学ぶことができました。
5月24日に高大連携授業がおこなわれました。
東海大学の先生をお招きして、おもちゃのデザインや仕組みについて、実際におもちゃに触れながら学びました。
何気なく使っているおもちゃにも多くの工夫がされていることに驚きながらも、楽しく学ぶことができました。
3月12日に今年度最後のデザインスクールが東海大学さんと行われました。
2月から行われていたこの授業。途中入試日程の変更などもあり東海大学さんには何度も何度もご考慮いただき感謝しています。
さて今回の課題
「パーティーで身に着けるためのカブリモノをパートナーのためにプレゼントする」
パートナーにインタビューをしアイデアスケッチをし、何を提供してあげられるか。
また、相手から求められているものだけではなくそこに自分なりの提案を盛り込んでプレゼンする力が身につきました。
授業の中で中尾先生は何度も「それは本当にその人の為ですか?」と問いかけていました。
私たち制作者はどうしても「自分は」「自分が」となりがちですが
社会とつながるデザインの仕事は「クライアントは」が主語になります。
いろいろ考える事が出来る楽しい授業でした。
2年生が図書室で5・6時間目に東海大学の中尾先生と連携授業を行いました。
今年度はコロナの影響で延期に延期を重ね、やっとできたWeb回線を通しての授業でした。
「君の椅子プロジェクト」についてはじめに学習しました。
東川町をはじめ近隣の町や東北大震災の日に生まれた子どもたちに贈る特別な椅子です。
実物も学校へ送っていただき実物を確かめながら作品説明を聞いていました。
中尾先生の授業は学校の先生としてだけではなく、
モノを生み出す作家やデザイナーとしての視点が加わっているのが魅力的でした。
最後に学級委員長より挨拶をし終わりとなりました。
お忙しい中遠隔授業をしていただきありがとうございました。
3年生の登校日も後3日となりました。
昨日本校体育館で令和2年度卒業制作発表会が行われました。
3年生にとっては音威子府で学んだ3年間の集大成で記念するべき行事です。
本校の3学年全員が体育館に集合し3年生の発表を聞いていきます。
午前中はスライドを使い研究成果の発表を1人ずつ行いました。
この生徒は自転車のフレームやハンドル等をイタヤカエデの材で作りました。
硬い木材で技術が必要ですがしっかり削る事ができると、
滑らかな肌ざわりと光沢が出てきて美しい表面になり良い仕上がりに完成されていました。
本人曰く「金属のものを木で作るのは無謀でした」と話ていましたがよく頑張り向き合いました。
この生徒はウィンザーチェアーを作りました。
女性の体型に合わせた設計をしたと聞きました。
座面の高さ、背もたれの高さやホールド力が女性用の椅子としてしっくりと座り心地が良く感動しました。
午後から後半組の発表と、1・2年生が3年生と作品について交流できる交流会を行いました。
この作品は「時間の変容を」テーマにアクリルガッシュでパネルを2枚にわけ描きました。
人物の顔のつながりが左の絵から右の絵に流れ留まることなく流れ続けているようです。
そして丹念に塗りかせねられた色相が人物の存在感を深めていました。
1、2年生が真剣に先輩の話を聞き交流しているところです。
手前の椅子作品は技術的にも優れており
つなぎ目をなるべく感じさせない優しいデザインです。
アームや足等のフォルム曲線など、工芸を学ぶ後輩たちにとっては勉強になったと2年生が話してくれました。
おと高は、生徒の「やってみたい!」を叶えてあげるため基礎を磨き先生方も協力し卒業制作を作り上げます。
「やってみたい!」と思う気持と「やってみる!」と思うたくましい気持ち、
この3年間で得た成果ではないでしょうか。
高校から美術系各種学校へ進学しさらに表現を深める者がいる一方、
美術や工芸を高校でやめる者も3年生にはいます。
一人一人卒業制作は特別な思いで向き合ったはずです。
3年生の皆さん、おと高でもの作りを学んだことにやり残した後悔はありませんか。
一生懸命取り組めたと自信を持って言える作品に出会えましたか。
困っているときに助けてくれる友達や教職員に出会えましたか。
美術や工芸を通し誰かのことを思いやれるようになりましたか。
そんな経験が一つでもできていたら私たちも嬉しいです。
6月から授業が再開しましたが、生徒は元気に過ごしております。
6月11日には、1年生と3年生の高大連携授業がありました。本校は東海大学と高大連携を結んでおります。
1年生は、木製のおもちゃの良さ、日本と海外のおもちゃの違い、製作者の目線でおもちゃを見るなど、様々な視点でお話をしていただきました。
3年生は卒業制作に向けた、制作のプロセス、ポートフォリオなど、実際に椅子やエスキースなどを見ながらお話ししていただきました。
残り少ない時間ですが、卒業制作に向け頑張って取り組んでほしいと思います。
11月28日(木)に高大連携授業が実施されました。
東海大学から中尾先生を講師にお招きし、君の椅子プロジェクトや東川中学校の椅子と机についての高大連携授業が実施されました。
実際のお仕事の中で、生徒に知ってほしいこと、デザインとは何か、プロトタイプや縮尺模型、加工方法など様々な視点からお話をしていただきました。
実際に完成した椅子やそれまでのエスキースやプロトタイプを実際に手に取り、お話を聞かせていただきました!
君の椅子プロジェクトの内容を知っている生徒も多く、「実際のお仕事の内容を知ると、また違った考え方ができるようになりました!」と感想を反している生徒もいました。
来年は自らテーマやコンセプを考え、ゼロから制作をして作品を作ることになります。
高校生活も折り返し、あと少しで3年生です。時間いっぱい自分の制作に必要な知識や技術を磨いてほしいと思います。
先日、東海大学から笹川先生を講師にお招きし、ポートフォリオについての高大連携授業が実施されました。
9月のデザインスクールの研修内容を振り返りながら、今後のポートフォリオ制作やデザインをする意味、取り組み方など、様々な視点から考えられる講話となりました。
また、東海大学の学生さん方のポートフォリオを実際に拝見させていただきました!!
文字やレイアウト、写真どれをとっても素晴らしいものばかりで、勉強になりました。
9月10日から9月12日の3日間は、デザインスクールがありました。
本校は東海大学連携授業を行っております。毎年2年生は9月に東海大学でのデザインを学ぶ、デザインスクールを実施しています。
初日はカンディハウスと旭川デザインセンターの見学をし、旭川の家具や工場の見学、家具などの立体展示について学びました。
宿泊先でも研修をしました。今年は「100年後の椅子」ってどんなデザインや機能があるのか、グループで意見交換をしながらひとつの椅子のデザインを発表しました。
いろいろな考え方があり、どれも面白く素敵な椅子の誕生となりました。果たして実現するのか!!
2日目と3日目は東海大学でデザインのペアワーク研修です。
相手のことを知り、相手のイメージから「かぶりもの」を制作する研修です。
設定はペアのクラスメイトがパーティーに参加するときに必ず「かぶりもの」が必要になること、そのパーティーはクラスメイトのことを誰もしらないパーティーで、とても緊張している。
楽しい時間や新しい友人ができるように、素敵な「かぶりもの」をプレゼントしましょう!!というものです。
実はこのペアワークはくじ引きで決定しました。普段から一緒に遊んでいるペアもあれば、じっくり話したことがないペアもありました。
インタビューをしながら相手の気持ち、考えていることを、じっくり話していきます。インタビューのイメージからどんどんデザインを考えて制作をすすめました。
難しかったようですが、クラスメイトの新しい一面やいろいろな視点からデザインを考える良い機会となったようです。
今回のデザインスクールでさらに成長した2年生の今後の学校生活や制作での活躍が楽しみです。
2年生のみなさん、デザインスクールお疲れ様でした!!!
1月22日、今年で6回目となる卒業制作発表を開催しました。
昼休みをはさみ、4〜6時間目の実施でしたが、主催の3年生は一足早く3時間目から会場の準備を行いました。
実行委員会を組織し、生徒自らが事前に分担や段取りを組んでいるのですが、これまで寮・学校生活で苦楽を共にしてきたことにより、協働する力は目を見張るものがありました。
高大連携事業に調印している東海大学より、2名の先生にお越しいただき、講評もいただきました。
また、保護者や地域に住む卒業生、学校関係者にもお越しいただきました。
前半はステージ上でスライド写真による作品の個別発表です。
司会の誘導に合わせ、一人2分以内で2作品についてプレゼンテーションしました。
続いて、作品を前に作品交流を行いました。
1・2年生は、3年生に来年・再来年の自分の姿を重ねていますから、とても熱心に話を聞いていました。また3年生は、約1年間をかけて構想・制作してきた作品について、自分で説明できる貴重な機会です。伝わるように言葉を選びながら、熱心に話をしていました。
どの生徒もいい表情をしているのが、すぐ伝わってきます。
東海大学の先生方からも、生徒の取り組みにたくさんのお褒めをいただきました。生徒の努力が認められたことは、とても嬉しいことです。
今年は作品の展示方法にも工夫が見られました。
大きな手書きの図面、構想段階の原寸大の試作品、模型、組手構造を説明するための作品や、安全・正確に作業するために自ら作った補助器具(ジグ)を用意してきた生徒もいました。
また近年、宅配事情の変化から大きな作品の発送に課題が生じています。多くの生徒が、作品を容易に折りたたみ、分割・解体できる構造にデザインも検討し、形にしていました。
これらの授業をとおして、課題に対して自らの答えを提示し、技術をもって形にし、他者へ自分の言葉で説明できる力を、生徒たちは身につけました。
素晴らしい発表でした。3年生のみなさん、お疲れ様でした。
次年度以降も卒業制作発表は授業の一環として行われる予定ですので、次年度以降もぜひ多数お越しください。
なお、生徒作品はこのあと本校1階ホールにて約1年間展示され、各家庭へ返却されます。
また、札幌と旭川で開催の「木の手づくり展」などでも、ご覧いただくことが可能です。
11月13日の4・5校時に神戸芸術工科大学から講師をお招きし、1、2年生対象に高大連携授業がありました。
神戸芸工大の生徒が取り組んでいる「国際家具見本市ミラノサローネ」のお話や大学での学び等についてお話がありました。
実際に「国際家具見本市ミラノサローネ」へ行った時に撮影された搬入の様子や展示作業の写真もありました。
在学生が取り組んでいること、入試に関してのお話もあり、生徒も一生懸命にメモをとったりしていました。
お忙しい中、貴重な講話をありがとうございました。