町屋での体験や見学、ゲストハウスの使用についての説明を受けてから、南禅寺の順生という場所に夕食を食べに行きました。順正では、こだわりの国産大豆を使った味わい豊かなおとうふや、旨味を十二分に引き出す、特製のゆどうふのたれで食事をすることができます。順生のすてきなおとうふ料理を堪能することができました。
夜は町屋でゆっくり休みながら、素敵な建物を眺めたり、スケッチしたり、友達とお菓子を食べながら談話したり過ごしていました。素敵な場所での思い出がたくさんできたと思います。
昨日に続き、見学旅行の様子をご紹介したいと思います。
３日目もしっかり朝食を食べて建仁寺に向けて出発です！！毎日美味しいご飯を用意していただきありがとうございました。
この日の日程は、建仁寺で座禅と法話、自主研修でした。座禅は初体験の生徒ばかりだったようです。建仁寺がどのような場所にあるか、周辺はどのような街だったのか等のお話を聞いたり、座禅を通してどのような気持ちをもってほしいか等を法話の中でお話を聞くことができました。
座禅の時のたたくやつ・・・と生徒が体験する前にいっていましたが、和尚さんが持つこの棒は警策といいます。警策をいただくといいます。何人かの生徒さんは、合掌をして警策をいただいていました。初めての座禅体験の２０分はあっという間だったようです。足が疲れた生徒もいたようですね。
自主研修はそれぞれのグループに分かれ計画を立てた京都の場所を巡ったり、京都の名産品を買ったりしていたようです。
二条城を集合場所にし、宿泊先へ歩いて移動しました。この日の宿泊先は山中油店さんの町屋でした。２００年以上続く油店で、当時の建物は国の登録有形文化財、京都市の重要景観建造物にもなっています。グループごとにわかれ、宿泊先のゲストハウスの説明を受けたり、柿渋、べんがら塗料の体験をさせていただいたり、取り扱っている商品やギャラリーを見せていただりたりしました。
１年生時には、簡単な作図や図面についての学習、JISについて、ドラフターを使った図面の書き方、製図文字など基礎的な部分を学習してきました。
今年度からは本格的にドラフターを使い外観図を作成していきます。後期はCADを使ったデジタルでの図面の書き方を学習します。前期課題の１回目は、製図室にある椅子です。現在の３年生も２年生時に取り組んだ課題になります。まずは椅子を知ることからです。どのような構図なのか、どのような部品の集まりなのかを知り、各部分の寸法を計測していきます。
計測して図面を作成することをしっかり理解しできるようになると、来年度の卒業制作時にスムーズに作業することができます。大変な作業ですが、しっかり取り組んでほしいと思います。
３学年のコース別、工美研の授業の様子をご紹介します。美術コースの生徒は１００号のキャンバスにエスキースを描いています。使用するキャンバスも自分たちで組み立てしています。今年も個性豊かな作品が生まれそうですね。１月の卒業制作発表に向けて頑張ってほしいと思います。
工芸コースの生徒は、縮尺の図面やプロトタイプを制作しながら、自分の制作したいものを形にしていっています。
どの生徒も３年間の技術、考え、制作したいもの、伝えたい思い、つくってあげたい相手の事などを考えながら制作しています。おと高生はとても頑張り屋さんが多く、寮に帰ってからや休みの日も一生懸命に制作活動に励んでいます。
昨年度の卒業生の卒業制作作品は本校の１階展示ホールにて展示しています。見学もできますので、見学したい方は本校までお問い合わせをお願いいたします。
