2021年10月6日
我が家は、産経新聞を愛読している。
時々、川村妙慶さんが回答されている「人生相談、明日へのヒント」のコーナーが好きで読んでいる。
今回は、40代女性の方の話なんだけど、母親を問い詰める快感と後悔を直したいという内容である。
その回答に綴られている内容が『なるほど』と思ったのでここでシェアしたい。
この女性の方は、私が文章を読んでいて思ったのは、凄く責任感が強い人だと思った。
そして、完璧主義であるが故に自分を苦しめている感じさえ受けた。
人って、誰でもコンプレックスはあるかと思う。
そのコンプレックスを他人にぶつけても解決にはならないだろうと。
一番身近である母親にその気持ちをぶつける訳だが、ある意味親子なので遠慮無く言える環境であることと、
『私の気持ち分かってくれるよね?』という依存が読み取れた。
川村妙慶さんの回答の中に綴られていたのが『人間は、誰しも心の中に「かんしゃく玉」を持っています。
母さまにイラッときてかんしゃく玉をぶつけたくなったとき、
「一寸待てよ」と一呼吸置いて立ち止まり「く」の字を取り除いてみましょう。
すると、「かんしゃ」になりますね』と。
この文章に感動したのである。
一文字加わったり、取り除くことで全く違う意味の言葉になる事に気付いた私。
天晴(あっぱれ)だったわ。
私も、『感謝』の気持ちを忘れずに、人々と関われるように頑張りたいと思ったのであった。