こんにちは ヘルパーの池田です
ようやく猛暑日が落ち着いたものの、湿気が凄い今日この頃
とある男性利用者さんが「最近歩くのが怖い」とのことで、先日歩行器をお試しで借りられました
ご自宅の外廊下でハンドルの高さや取り回し・ブレーキの状態を確認されたそうですが、お試し期間も終了に近づき、廊下だけでなく実際に外で使ってみよう!という話になりました
が!本日は生憎の空模様
今後雨降りの日に使う事もあるかもしれないので、お天気悪い日バージョンと称して小雨の中いざ出発
廊下での練習の甲斐あって取り回し・ブレーキは慣れたご様子です
ですが、これまで歩いている時には特に気にすることの無かった小さな段差(車道と歩道の傾斜の部分)に差し掛かり、腕力で前輪を乗せようとされましたが、前輪はゴツンと当たり上がりませんでした
もし、おひとりで初めて外で使用していたら…
もしかしたらこの衝撃で後ろに倒れてしまっていたかもしれません
どうやったら安全に上がれるか
ご利用者さん一人ひとり身体状況が違うので、正解は一つではありません
実際に歩いてみて危険スポットを把握したり、安全なルートを通るなどしながら今日は二人でキョロキョロしながらの買い物となりました
ご本人は歩行器の取り回しに集中・慎重になっていたので「後ろから車が来ますよ」「濡れたタイルは滑るので気を付けて」などなど、いつもにも増して声掛けが多かったように思います
「買い物カゴがぴったりだな」とシートにカゴを乗せて歩く姿を後ろから見ていると、杖歩行の時より自信を持って歩いているように見えました
歩くことを楽しんでいただけるように、私たちも見守ります