大阪芸大ジャーナリズム研究会

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【動画ニュース】「5年ぶりの8位入賞めざす」 全日本大学女子駅伝の壮行会で決意

2023-10-24 18:59:08 | ニュース

 10月23日、大阪芸大14号館ホールで、全日本大学女子駅伝に8年連続、11回目の出場を決めた女子駅伝部の壮行会が行われました。中瀬洋一監督は、「芸大生もできるんだということを見せたい。絶対に(8位以内の)シード権を獲得したい」と熱く意気込みを語りました。<善家碧唯>


(写真:大阪芸大駅伝部走行会の様子 14号館ホールで)

 10月29日(日)に仙台で開催される、全日本大学女子駅伝に向けた大阪芸大女子駅伝部の壮行会は、副学長や副理事長の挨拶から始まり、同部のメンバーに応援のメッセージを送りました。


(写真:絶対にシード権を獲得したいと語る中瀬洋一監督)

 中瀬監督は、「今まで沢山悔しい思いをしてきました。芸大生にもできるんだということを見せたいと思っています。弱い時から応援して下さっている皆さん本当にありがとうございます。全日本大学女子駅伝では、絶対にシード権を獲得します」と大会に向け、目を潤ませながら熱く語りました。

 ジャーナリズム研究会のインタビューには、「喜びも部員と共有できる、順位が悪くても悲しい悔しいと共有できる、そういうような大阪芸大の応援の方なので、その方たちと一緒に気持ちも込めて、本番も喜びたいと思っています。11年出場できているので、常連校ではありますが、まだ強豪校にはなれていません。とにかく強豪校に入れるように芸大生でもやればできるということを発信できるように絶対に(8位以内の)シード権とってまた(母校に)戻ってきたいと思います」と話しました。


(写真:8位入賞を目指すと語る副将の鈴木杏奈さん)

 副主将の、初等芸術教育学科4年の鈴木杏奈(すずき・あんな)さんは、「(2021年は11位、22年は10位と)惜しいところでシード権を逃しているので、8位入賞を目指して頑張ります。応援よろしくお願いします」と語りました。

 取材に対し、「この2年間あと数秒というところでシード権の獲得を逃してしまっている。今年こそはしっかり(シード権を)狙えるチームのメンバーだと思うので、全員で8位入賞目指して頑張っていきたいと思います」と強く答えました。

 10月29日(日)12:00から、日本テレビ・読売テレビ系全国ネットで中継。TVerでも配信が行われます。


行列ができる大人気のキッチンカー 後期も日替わりメニューが充実!

2023-10-22 21:31:16 | ニュース

 後期も、月曜日から金曜日の5日間、キッチンカー(フードトラック)が日替わりで20号館のピロティーにやって来ています。休み時間に長い列ができるのも、すっかり見慣れた光景です。ランチにピッタリなメニューからおやつにちょうどいいスイーツまで、芸大生のお腹と心を毎日満たしてくれます。<森下菜穂>

▽月曜日はハンバーグの「ヨギチョギ」
 一番人気は、コクのあるチェダーチーズたっぷりの『チーズハンバーグ』です。
おすすめは肉厚なパテがクセになる『やみつきバーガー』。濃いソースが新鮮な野菜とマッチして食べやすい味になっています。また、マスタードもマイルドで、辛いものが苦手な人も挑戦しやすいとのことです。


(写真:キッチンカー全体像)


(写真:チーズハンバーグ、やみつきバーガー)

▽火曜時はクレープの「ライオンパーラー」
 店主は森島周平さんと咲希さん。黄色のかわいいキッチンカーの中で2人が楽しそうにクレープを作る姿が印象的です。おすすめは、10月31日までしか食べられない『キャラメルパンプキン』。ハロウィーンの期間限定メニューで、11月頃からは新メニュー『焼き芋カスタード』も発売予定です。


(写真:キッチンカー全体像)


(写真:マンゴーヨーグルト、ひんやりぷるぷる抹茶わらび餅クレープ、みかん&オレンジクレープ)

▽水曜日はヤンニョムチキンの「キッチンぶーたん」
 人気メニューは、衣がサクサクで、ハニーマスタードの甘じょっぱさがポイントの『ヤンニョムチキン ハニーマスタード』です。辛さの中に甘さがあって、辛いのが苦手な人でも食べられるとのこと。


(写真:キッチンカー全体像)


(写真:チキンバーガー キムチトッピング、ヤンニョムチキン ハニーマスタード)

▽木曜日はタコライスの「COOPY」
 店主の太田さんがキッチンカーを始めた理由は「タコライスが好きだから!」。
人気メニューのタコライスは、ピリッとスパイシーなひき肉と、チーズの相性が抜群で、ボリューム満点です。追いチーズは無料!
オススメは6種類の味が楽しめるシャカシャカポテト。


(写真:キッチンカー全体像)


(写真:タコライス 追いチーズ)

▽金曜日はポンデケージョの「Mariposa」
 店主は大阪芸大工芸学科卒業生の島内さん。おすすめメニューは、チーズ味のもちもちパン『ボンデケージョ』。グルテンフリーで作られていて、サボテンのソースをかけたポンデケージョは、主食にもおやつにもおすすめ。島内さんは「後輩たち頑張れ!後期もよろしく!」と話していました。


(写真:キッチンカー全体像)


(写真:スパイシーチキンライス、ポンデケージョ)


光の効果や仕組み学ぶ 河南町民ら対象に講座

2023-10-21 14:06:13 | ニュース

 

 

 光や色の持つ力を解説する講座「映像における色表現」が、河南町在住の市民や在学生を対象に10月19日、大阪芸大映像学科の撮影所で行われました。色合いや光の当て方によって、人が受け止める感情が変わることなどが説明されると、来場者から感心する声が上がっていました。<大坪千成>

(写真:大学の撮影所に町の住民や学生が集まった。2023年10月19日撮影。)

 

 「秋の公民館講座 映像における色表現」が、10月19日、大阪芸術大学の撮影所で行われました。この講座は河南町と大阪芸大が共催するもので、河南町在住の市民や大阪芸大の学生など14人が参加しました。

 映像学科の豊浦律子准教授が、青、赤、緑の3色の光を組み合わせると白い光になる基本的な仕組みについて、大きな白い壁を使って解説。人が前に立つと影の色が分かれる現象を通じて、色を豊かに表現する手法を紹介していました。

(写真:一面が白い壁のスタジオで3色の光を重ねる様子。2023年10月19日撮影。)

 

 和室のセットが組まれたスタジオでは、暖かい色の光をあてると料理がおいしそうに見えたり、夫婦が仲良く見えたりするなど、映像の中で、光の持つ役割がどれだけ大きいか説明をしていました。

 

(写真:おでんを撮影して印象の違いを解説する豊浦准教授)

 

(写真:色合いを変えて撮影したおでんの映像。)

 

 家のセットをフィルターをかけた琥珀(こはく)色の照明で照らすと、夕方を思わせる時間が表現できるなど、撮影所ならではの設備を使った紹介も行われました。

(写真:大きな照明で室内に琥珀色の光をあてる様子。)

 

 参加者は、撮影用の専門的な機材を見学したり、実際にセットに入ってみたりと、熱心に講義を受けていました。参加した男性は、「舞台上は照明で暑かった。映像も照明で、ずいぶん加工もできるんやな」と感心していました。

 

 カメラマン、撮影監督として映像界で活躍する豊浦准教授は、「講義が難しすぎないように、とはいえある程度は専門用語も入れながらかみ砕いて話しました」と振り返ります。

 町と大学が共催することについては「いいアピールというか、大学でこんなことできますよと(提供できる)」、「逆にこちらからも町のP R動画を撮るなどコラボできたら」と講座の展望を話していました。

(写真:フィルムカメラを構える豊浦准教授。)

 


女子駅伝部「再びシードを狙う」と中瀬監督 10月29日(日)全日本大学女子駅伝に出場 

2023-10-16 23:13:15 | ニュース

 10月29日(日)仙台市で開催される第41回「全日本大学女子駅伝」(全日本大学女子駅伝対校選手権大会)に、大阪芸大女子駅伝部が出場します。2012年に初出場を果たしてから通算11回目、2016年からは8年連続の出場。2018年以来の8位シード権を「恩返しを込めてシード権を獲得したい」と中瀬監督は意気込んでいます。日本テレビ系で正午から全国中継されます。<長田恭一>

 「杜の都駅伝」と呼ばれてきた全日本大学女子駅伝(主催:日本陸連ほか)は、仙台市陸上競技場をスタート・ゴールに、6区間38.0km、6人の選手がたすきをつなぐ大会です。
 上位8チームには、12月30日(土)に静岡県で行われる、「富士山女子駅伝」(全日本大学女子選抜駅伝競走)の参加権が与えられます。

 大阪芸術大学女子駅伝部は、2008年10月に発足。2012年に初の全国大会「全日本大学女子駅伝」に出場しました。「芸坂を制する者は、全国を制す」を合言葉に、放課後練習を地道に積み上げてきました。

 大阪芸大は、通算11回出場。2018年に8位となりシード権を獲得したのが最高位で、2019年は9位、2021年が11位、昨年は10位と、ここ数年はあと一歩でシード権を逃し続けています。
部の創立以来指導してきた中瀬洋一監督は「悔しい思いをし続けてきた。『総力で負けても気力で負けるな』をスローガンに今大会は、芸大への恩返しを込めてシード権を獲得したい」と意気込んでいます。


(写真:シードへの意気込みを語る中瀬洋一監督 2023年10月10日、大阪芸大グラウンドで)

「3区までには最低でも10位にはいたい。5区で勝負をかけてシード圏内を狙う」と中瀬監督。
1区6.6㎞、2区4.0㎞、3区5.8㎞、4区4.8㎞、5区9.2㎞、6区7.6㎞の計38㎞で、前半追い上げ、後半で粘るという作戦で、練習を続けてきたといいます。


(写真:応援をお願いしますと語る主将の北川星瑠さん)

 部員らは、とっぷり日が暮れる4限終わり、5限終わりに、ナイター施設のあるグラウンドのトラックで練習メニューを組んでいます。実習主体の芸術大学だけに、舞台芸術やデザインの授業はしっかり受けて、そのあとウェアに着替えてグラウンドに集まり、タイムを計りながら走り込みます。

 7月には松竹芸能に所属して芸能活動を開始。8月の「ワールドユニバーシティゲームズ」(中国・成都)のハーフマラソンで金メダルに輝いた、主将の北川星瑠(ひかる)さん(舞台芸術学科4年)は、「仙台では今大会もしっかり頑張るので、芸大生の皆さんはテレビやSNSなどで応援をよろしくお願いします」と、舞台で磨いてきた笑顔で意気込みを語ってくれました。

10月29日(日)12:00から、日本テレビ系で全国中継。TVerではスタート直前から無料ライブ配信が行われます。

●公式サイト=大阪芸術大学女子駅伝部ブログ http://blog.livedoor.jp/josiekiden/

《大阪芸大 これまでの出場歴と順位》
 2012年 17位
 2013年 19位
 2014年 13位
 2015年     出場逃す
 2016年 19位
 2017年 14位
 2018年  8位 初のシード権
 2019年  9位
 2020年 21位
 2021年 11位
 2022年 10位
 2023年  ?位


(写真:授業を終えて、暗くなってからナイター施設のもとで練習にはげむ)


(写真:全日本大学女子駅伝を前に結束も固い部員)

 


奈良テレビの吉川奈央さん特別講義 制作、アナ、営業のリアルな現場語る

2023-10-06 20:54:27 | ニュース

 大阪芸大卒業生で奈良テレビ勤務・吉川奈央さんの特別講義「放送局で働くということ」が、10月4日行われました。就活を勝ち抜いた経験や、兼務してきた制作、アナウンス、営業のリアルな現場について語り、多くの学生が熱心にメモをとりながら聞き入っていました。<取材班>


(写真:1年生から4年生までが吉川奈央さんの特別講義に耳を傾けた 2023年10月4日午後、大阪芸大8-41教室で 画像を一部加工しています)

 吉川さんは、2018年春に大阪芸大放送学科を卒業し、奈良テレビ放送に総合職として入社。制作ディレクターを振り出しに、現在はアナウンス職と営業職を兼務しながら夕方の情報番組『ゆうドキッ!』に出演するなど、地上波放送局の最前線で活躍しています。

 今回は、放送局やプロダクションの現場を志望する学生に向けての特別講義で、会場の8号館8-41教室では、4年生1人、3年生15人、2年生11人、1年生9人の36人が受講しました。

 最初に、アナウンス実習1の学生たちが吉川さんの職場を取材した映像がスクリーンに流れました。

 壇上に立った吉川さんは、就職活動をいかに戦い抜いたかを、自らの就活ノートを引用したパワーポイントを使って解説。面接に向けての心構えや、時事問題をテーマに話すための備えについて話しました。

 後半は、実際の仕事の内容を説明。
 制作ディレクターとしての1週間や、営業部員としての1週間など、編集やフロアディレクター、リポーター、営業まわりなど多様な業務をどのようにこなしてきたかを学生たちに語りかけました。

 質疑応答では、「インタビューが難しいがどうすればいいか」という質問に、吉川さんは相手とどう楽しく会話をはずませるかが大切だと答えていました。

 放送現場に携わる人は、「他人の思いに共感できることが大切だ」という吉川さん。
 コロナ禍の最中での仕事の様子について尋ねられると、取材した高校生たちの辛さを思い出して思わず涙ぐむ場面もあり、多くの学生が吉川さんの仕事に対する姿勢を実感していました。

 受講した学生からは、「“仕事でのやらかしランキング”など、ユーモアもまじえ、面白くもありながら深い特別講義だった」(2年男子)、「『伝えたい』という強い気持ちから自分の夢をつかみ、あこがれの世界で活躍する吉川先輩。その背中を追いかけたい」(3年女子)という声が聞かれました。

(写真下:就活や仕事の体験を語る吉川さん 2023年10月4日午後、大阪芸大8-41教室で)