大阪芸大ジャーナリズム研究会

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初日は大雨で一部イベント中止も 2日目は秋晴れでにぎわった第60回学園祭【動画ニュース】

2024-11-07 10:18:25 | ニュース

 

 大阪芸大学園祭が11月2日と3日に行われました。今年のテーマは『Laugh Sketch』。初日は昼過ぎに台風崩れの前線の通過で土砂降りとなり、屋外のイベントが中止されましたが、2日目は秋晴れのもと、模擬店も営業を再開。お笑い芸人の「ななまがり」の2人をゲストに迎えたライブなどで賑わいました。<長田恭一>

 今年は、一般企画の模擬店・イベントに約60団体が参加。初日の2日は今にも雨が降りそうな曇り空のもと、開場間際には入場を待つ人で列ができていました。


(写真:入場を待つ人々。)

 昼過ぎには本降りとなり、ずぶ濡れで接客を行う模擬店もありました。
 14時を回る頃には台風崩れの前線の通過で雨足が強くなり、14時30分までには、実行委員会が屋外でのイベントの中止を決定。模擬店の担当者はテントの足を縮めるなど営業を取りやめ、第二食堂の「てづくり横丁」や、総合体育館2階の第1アリーナの「Main Stage」など、屋内のイベントのみとなりました。


(写真:学祭1日目14時頃。)

 3日は、前日とうってかわって、秋晴れとなり、天の川通りの模擬店も営業を再開しました。
 12時を回る頃には、天の川通りのテントの前には人だかりができ、人が前に進めない状況になるところもありました。模擬店のなかには食材の追加調達をするため、近くのスーパーに買い出しをしに行く店もあり、大賑わいでした。


(写真:学祭2日目の様子。)

 15時からは、9号館前広場で前日に雨天のため中止となったゲーダイガーショーが行われ、多くの来場者が楽しんでいました。


(写真:学祭2日目のゲーダイガーショー。)

 『Main Stage』では、60回を記念して、大阪芸大の卒業生でお笑い芸人の「ななまがり」の2人をゲストに迎えた『Laugh Sketch ~大阪芸大×FM大阪! ラジラジ!コラボスペシャル』が開催されました。


松本セイジさんのイラスト壁画20号館に 学園祭を前にカラフルに完成

2024-11-07 10:11:19 | ニュース

 松本セイジさんによるミューラル(壁画)のライブペインティングが、10月24日から31日の8日間行われ、20号館ピロティ裏に新たに「ねずみのANDY」などがカラフルなパステルカラーで描かれました。<狭間 翼>


(写真:ライブペインティングを行う松本セイジさん)

 松本さんは大阪芸大美術学科出身で、卒業後はデザイナーとしてキャリアをスタートしました。ニューヨークで本格的にアーティスト活動を始め、これまでに東京、ニューヨーク、ロサンゼルスで個展やアートイベントで作品を発表しました。

 イラストには、松本さんが描くアート作品のキャラクター「ねずみのANDY」と共に、カラフルなパステルカラーで「EVERYONE IS DIFFERENT」と文字が大きく描かれていて、「みんなが同じではない。違いがあるからこそ良い」という松本さんから大阪芸大の学生に向けたメッセージが込められています。

 
(写真:完成したイラスト)

 20号館ピロティ裏には、実際に松本さんがイラストを描く様子にデザイン学科の学生が集まり釘付けになっていました。ライブペインティングを観た学生たちは、「シンプルながら1目見ただけで印象に残って(イラストに対して)愛着を持てます。小さい子から大人まで、たくさんの人に愛されるイラストだと思います」と嬉しそう。

 「大阪芸大での時間は、間違いなく今の自分を作っている大きな要素。またこの場所で絵を描けるのがうれしい」と松本さん。
 8日間かけて行われたライブペインティングは、31日に完成を迎え、松本さんは、「一週間描いてみてとても楽しかったです。学園祭などでいろんな方に(自分のイラストを)観てもらえる機会があってうれしいです」と笑顔を見せました。

(写真下:ライブペインティングを行う松本セイジさん)